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「ずっとAに付いてますね
晋助先輩」
「覚えてないだろうからな
仕方無いでござろう」
「寂しいっスね」
「これも二人の定めだ
見守るしか無い」
─────
「高杉は覚えてないのか」
「夢では私の死んだ時ら辺までは見たみたい
でも全てを思い出す鍵は未だに無いって感じだね」
「…俺はあの日、お前を真選組に預けなかった方が良かったのか?
あの時、嘉成に手を貸さなかった方が良かったのか?
あの場所に、お前を連れていったのは、間違ってたか?」
「そんなことない
別に銀時が悔やまなくても良いんだよ
これは全て、私と晋助の問題だから
思い出して貰わないとね」
そこまで言った時、国語準備室に晋助が入ってきた。
「終わったか」
「晋助」
「おー、手伝わせちまって悪かったなA
高杉も、彼女さん勝手に使って悪かったな」
「彼女じゃないよ
…帰るよ
夕飯何が良いか靜と話しておいてね」
「おー
あと、銀八と靜哉、な」
正しい名前に直してから私の頭に手をおいて撫でてくる銀時。
「あぁ、ごめん
あとね、もう、記憶は戻らなくても良いって、思ったりするときもあるんだよ」
笑顔を銀時に向けて「また後で」と言った。
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ルア(プロフ) - Nightさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!!!!これからも頑張りますのでよろしくお願いします!!!! (2019年3月24日 7時) (レス) id: 4db871a03f (このIDを非表示/違反報告)
Night(プロフ) - 完結おめでとうございます!ストーリーがとても好きだったのでハッピーエンドでの完結嬉しいです!これからも頑張って下さい!! (2019年3月24日 7時) (レス) id: a39d20f6cd (このIDを非表示/違反報告)
ルア(プロフ) - モンキーリボンさん» ありがとうございます!!これからも読んでくださると嬉しいです・▽・ (2019年3月24日 7時) (レス) id: 4db871a03f (このIDを非表示/違反報告)
モンキーリボン(プロフ) - 完結おめでとうございます!!ハッピーエンドですごく嬉しいです (2019年3月24日 7時) (レス) id: 322e7f136a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルア | 作成日時:2018年12月23日 10時