【夏目友人帳×文スト】見える者

にゃんこin探偵社 ページ9

福「どうしたんだ。」

と国木田の後ろに現れた福沢。

国木田は、頭を下げた。


「すみません。社長。社の中に猫を入れてしまいました。俺の監督不行届です。」


福沢は、鏡花達がいる中心の猫を見つめた。


ｷｮｳｶ「ごめんなさい。飼い主が近くにいませんでした。このままだとこの子は、一人になってしまう思いました。
一人は、寂しい。だから、見つかるまで置いてあげてください。」

と鏡花は、福沢を見つめる。
福沢は、猫を見た。


「(あれは、猫なのか??触ってみたい。)」


と公園の時の鏡花同様目線を送る。

その時、ニャンコ先生は、


「(こやつ、物凄い威厳を感じる。この街の人間はそうなのか？そうゆう物なのか!?)」


若干の冷や汗をかいていた。

15秒くらい見つめ合い。


福「分かった。鏡花、飼い主が見つかるまでここに置いても良い。」


鏡花は、パアァと言う顔で福沢を見つめ、猫を抱きしめた。
福沢は、社長室に戻って行った。

「(煮干を今度与えてみるか。)」

と心の中で思ったとかなんとか。


国「はぁ。社長が言ったことだ。鏡花、自分で拾ってきたんだ。自分で世話をしろ。」

と国木田は、デスクに座った。



鏡花は、

ｷｮｳｶ「はい！」

と言って微笑んだ。

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