ただ逢いたかった。 ページ11
夏目目線
夏「もしかして、君の名前も友人帳にあるのか?」
妖「あぁ、大分昔の事だからのぅ。」
妖「よく覚えとる。あれは桜がまっとった日やったのぅ。」妖は、それを見上げ懐かしむように頬を綻ばせた。
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妖は、一人昼間の桜がまう中クルクルと回っていた。
どこを見ても桜桜。美しい光景に頬も上がった。
レ「そんなに嬉しいの?」
と声が聞こえた。
なんでこっちを見てるのか。妖は、心が読めた。
心の奥底の不安もわかった。
妖「麗子...。綺麗な名じゃの。この桜みたいじゃ。」
言ってもいない自分の名前が出てきた事と"綺麗"と言われた事が夏目麗子は、嬉しかった。
レ「...そう。ありがとう。」
妖は、木の麓に腰を下ろし、麗子も腰を下ろした。
妖「そなたは、綺麗じゃ。そんな事思わんでええんじゃよ。」
『化け物___。』
『嘘つき___。』
『気持ちが悪い。』
レ[なんで、、私は、、、]
妖「それは、憂世の者が勝手に決めた。そなたとは関係がない。ただの私欲じゃ。」
自分よりも背の低い妖の言葉は麗子にスっ_と入っていった。
妖「そなたは、美しい。我にも名前を書かせてほしい。」
傲慢と私欲だけが映るこの世界で妖は綺麗なものをみた。
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うきよ【浮き世・浮世】
〔憂き世(つらい世の中)と浮世ふせい(はかない世の中)の二つの意味が重なり合った語〕
だそうです!文章迷子!!!!!すみません!
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にんじん(プロフ) - これからも頑張って下さい! (2018年12月30日 16時) (レス) id: 7151c9dc13 (このIDを非表示/違反報告)
ReiLei(プロフ) - こだぬきさん» 良かったぁ。ありがとうございます(泣) (2018年12月16日 19時) (レス) id: e65e94b2de (このIDを非表示/違反報告)
こだぬき(プロフ) - お疲れ様です、お仕事早くて助かります。今回のお話で『人がいる分闇もある』と考えさせられたお話でした。これからの更新も楽しみにしてます! (2018年12月16日 19時) (レス) id: d065086080 (このIDを非表示/違反報告)
ReiLei(プロフ) - まんじゅうねこさん» 分かりました!この回が終わり次第考えますのでよろしくお願いします。 (2018年12月16日 17時) (レス) id: e65e94b2de (このIDを非表示/違反報告)
まんじゅうねこ(プロフ) - 作者さん仕事はっっっや← . 私もリク良いでしょうか?マフィアと夏目君の絡みが見たいです!宜しければ是非。 (2018年12月16日 10時) (レス) id: 5748b81071 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:有栖 | 作成日時:2018年8月7日 20時