23歩目 ページ27
悪い顔してるなぁ…
転入した学校忘れたのか？
アイドル科だぞ、アイドル科
『あのなぁ、相手はアイドルだ、僕より歌の上手い人なんてわんさかいるんだ』
ま「え、夢ノ咲のアイドル科に通ってるの？！」
あ、普通科だと思ってたパターンか。
まあ、そうだよな、アイドル科に女子なんて僕と星川しか居ない訳だし。
正式にはプロデュース科か。
『プロデュース科。歌の指導をしてほしいんだと』
そ「スカウトされたんだな」
迷惑な話だ…
スカウトと言うか脅しだな
美「自分の歌の上手さ分かってるの？誰が歌い手勧めたと思ってるの！この私よ！」
まさに、バーン！と効果音が鳴るように胸を張って言う美咲に少し呆れた。
私の目に狂いは無いってことか。
美「それに相手はアイドルなんでしょ？そんな人種は歌い手を知らないでしょ！
ほんっと人生損してる」
アイドルに何の恨みがあるんだ…
すっと表情が消えた美咲に少し恐怖を感じた。
美「要するに美咲の歌を自慢したい、聞いてほしい」
そう、真顔で言い切った美咲に少し照れる。
まあ、美咲の言い分も分かったし…
結局僕は美咲に甘いのだ。
『分かったよ…歌の時間いつかね…』
美「いつか…？1週間以内」
『1ヶ月以内』
美「半月」
『…分かったよ』
美咲の見えないオーラを感じて引き下がった。
こうなったらギリギリまでやらない。
ま「とりあえず頑張ってってことでいいのかな？」
『ああ、ごめん、まふまふさん、そらるさん今日は来てもらったのに僕の話ばっかで』
ま「まふまふさん…？」
そ「そらるさん…？」
2人は一瞬固まった後に言った。
ま「僕のことはまふって呼んでね」
そ「俺もそらるでいいから」
『ええ…』
さすがに歳上を呼び捨てにできるはずが無い。
少し考えて僕は呼び方の案を提示した。
『じゃあ、まふさんとそらさんって呼びます』
呼びますって断定したため何も言えないはず。
2人は少し渋ったが最初よりはいいということで了承したようだ。
美「そろそろ帰る？もう7時になるよ」
ま「そろそろお暇しようかな」
そう言っているがたぶん僕に気を使っているのだろう。
美咲は得に僕が1人になる時間が必要だと。
今日は色々話したからな…
そ「じゃあ、帰るな。
あ、そうだ連絡先、交換しよう」
ま「あ、僕も！」
2人と連絡先を交換し、3人は帰っていった。
新しく増えた連絡先を見て僕は少し嬉しくなった。
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ちょこ - 更新が止まってます！戻ってきてください！続き楽しみに待ってます！(´;ω;｀) (2021年3月9日 15時) (
レス) id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
羅衣奈 - とても、面白いので更新停止中と見たときは驚きましたが、更新楽しみに待ってます！頑張ってください！ (2018年9月1日 17時) (レス) id: 78c105b37d (このIDを非表示/違反報告)
ハニーマカロン(プロフ) - 氷華さん» コメントありがとうございます。やることが増えてしまい忙しい状況にあった為更新出来ずにいました。しかし、だいぶ落ち着いたのでこれからまた更新していきたいと思います。このような状況の中、コメントをくださりとても嬉しく思います。頑張ります！ (2018年5月31日 0時) (レス) id: 8c36566c26 (このIDを非表示/違反報告)
氷華(プロフ) - とても面白いです。このあとの展開が楽しみでしたが、更新停止中というのを見てガッカリしてしまいました。此から更新頑張って下さい、応援しております。（図々しくて申し訳ありません。） (2018年5月14日 2時) (レス) id: d4ad67db30 (このIDを非表示/違反報告)
ハニーマカロン(プロフ) - 天宮さん» ありがとうございます！がんばりますね！ (2018年3月10日 23時) (レス) id: 8c36566c26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハニーマカロン | 作成日時：2018年2月4日 3時
