第60話 ページ27
さすがKnights練習前とは雰囲気が全然違う
もう騎士じゃなくて王子様でも通じるよ
あ、でもレオ先輩が王様なのか
結局あの後レオ先輩と瀬名先輩も無理矢理練習に巻き込んだ
練習が始まれば真面目にやるって知ってたからね
E組の皆も驚いているみたいね、女子はもう目がキラキラしてるよ
曲が終わると一気に脱力する
レ「どうだ！るな！かっこよかっただろ！」
『はい！とてもかっこよかったですよ』
私がそう言うと、そうだろそうだろと言うようなドヤ顔だ、かさ君もこっちへ来てレオ先輩と同様質問する
司「わ、私もcoolでしたか？」
遠慮がちに少し上目遣いで見てくるかさ君
この人は本当に年上なのだろうか時々とても可愛く見える
まあ、それがお姉様方に人気なのだろう
『もちろん、かさ君もかっこよかったよ！』
思わずかさ君の頭を撫でてしまった。
瀬「ちょっとぉ！何で撫でられてるわけぇ？！かさ君！」
司「いや、それは！るなさんが…」
瀬「るなちゃんが何だってぇ？腕立て30回」
そのまま腕立てさせられるかさ君には悪いことをしたと思う
ごめんね…かさ君…
そんなやりとりをしているとレオ先輩が紙を差し出してきた。
受け取って見ると楽譜だった。
レ「曲出来たぞ！るなの初の曲だ、るなをイメージして書いたメロディ、大切にしてくれよ？」
微笑みながら言うレオ先輩
たまに普段から想像のつかないほどのカッコいい姿を見せるレオ先輩、今のがまさにそれだ。
『ありがとうございます！レオ先輩！』
レ「ちょっと、タメ口でお兄ちゃんって呼んで、もう一回言ってくれ」
いきなり真剣な顔をしてどうしたのかと思うとそんなことを言う
普段なら絶対言わないけれど、お礼も込めてたまにはいいかな
私は笑顔で要望に応える
『ありがとう！レオお兄ちゃん！』
すると突進してくるレオ先輩に私はとっさに避けた。
レオ先輩はなかなか勢いがあったのかそのまま私の後ろにいた瀬名先輩に激突
瀬「お〜う〜さ〜ま〜？るなちゃんに何言わせてるわけぇ？」
怖い笑みを浮かべる瀬名先輩に対してレオ先輩な血の気が引いている。
瀬「腕立て50回」
無表情で言い放つ瀬名先輩にレオ先輩はすぐに腕立てをやり始めた。
レオ先輩ごめんなさ…今回は私が悪いのか？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 85人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ハニーマカロン(プロフ) - ゆゆさん» ありがとうございます！最後まで走り抜けます！ (2018年1月24日 16時) (
レス) id: 8c36566c26 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - 面白いです! 更新待ってますヾ（´▽｀） (2018年1月24日 15時) (レス) id: 35969b3800 (このIDを非表示/違反報告)
ハニーマカロン(プロフ) - イチゴプリンさん» 応援ありがとうございます！更新遅くて本当に申し訳ないです…イチゴプリンさんのように応援してくれる人達のためにも頑張ります！ (2017年11月25日 16時) (レス) id: 8c36566c26 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴプリン - 続編おめでとうございます！この作品とっても面白くて気に入ってます！これからも更新頑張ってください！ (2017年11月25日 16時) (レス) id: 645f74247e (このIDを非表示/違反報告)
ハニーマカロン(プロフ) - ☆てってれ〜☆さん» うわぁ…w本当だwご指摘ありがとうございます！応援ありがとうございます！ (2017年11月25日 16時) (レス) id: 8c36566c26 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ハニーマカロン | 作成日時：2017年9月3日 21時
