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朝起きて時計を見たら、あと10分で家を出ないと集合場所に間に合わない時間だった。


急いでチャットアプリを開き、

[ごめん!ちょっと遅れる]

とだけ送信し、走って歯を磨きに行った


相手はモデルの仕事をしているので、服装はもちろん何もかもがお洒落だ。私も自分が持っている出来る限りいい服を選び、慌てて家を出た。

なんとか間に合い、集合場所に着くと 周りには誰もいなかったのでアプリを起動し、チャット画面を開いた

ピコンッ


[ちょ!マジごめん!仕事の予定入った
マジごめん。ほんとごめんね]

と、その後ろには顔色が悪く汗の量が凄い絵文字が貼られてあった


[わかった!気にしないで
また遊ぼう、仕事頑張れ〜(^o^)]

と返事を返した。


せっかくお洒落してきたのに、
まぁ仕方ない。



結局私は、近くのカフェに入ることにした。

朝ごはんを食べていなかったのでお腹が減った。カフェじゃなくて近くのラーメン屋さんにすれば良かったな、と思った

頼んだものが来るまでスマホをいじっていると、



「お姉さん」


肩をたたかれた。

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作者名:まじゃまじゃチャン | 作成日時:2019年1月6日 16時

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