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会社の忘年会がやっと終わり、スマホのホームボタンを押すと、夜中の2時を過ぎていた。
元々、あまり飲まないのにみんなに合わせようと無理にたくさん飲んでしまったから、もう足がふらふらでうまく歩けない


「お姉さん大丈夫?」



すると、それを見たのか集団にいた一人の男の人が走って駆け寄ってきてくれた



『あぁ、ええ。大丈夫です』


「家どこなん?送ろっか?」

『いえ、大丈夫です。一人で帰れますから』


あー、なんで私はこう普通に話せないのだろうか。心配してくれたのに「ありがとうございます」も言えないで、ましてや素っ気なく返事を返してしまった。本当に申し訳ない。



すると、「そう。じゃあお気をつけて」とだけ言い 集団のところへ戻ってしまった



それにしても高身長でイケメンだったな。眼鏡をかけていて、首もとには高そうなスカーフ。
片方だけ剃ってある髪型も特徴的だった、その人からは少しタバコの匂いがした。


昨日は私の誕生日で、21になった。彼氏はもう三年ほどいない。高校を卒業してからも、お互い連絡を取り合わないので自然消滅した。



無事、家にたどり着いた私はベッドにダイブし メイクも落とさないでそのまま朝まで寝てしまった。

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作者名:まじゃまじゃチャン | 作成日時:2019年1月6日 16時

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