DICENo.0【iris】Ⅰ (ページ41)

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い「そろそろ離してくれへん？」

『や。』

い「や、じゃなくてさぁ…w

そんなんされたら仕事行く気なくなってまうからww」

どうやらAは、仕事前のいふを引き止めているよう。

『休めばいいじゃん…』

い「休んじゃだめなんよww

てか、前と比べて結構甘えん坊になったなぁ…、w」

確かに。

前までは甘えてくる男共に呆れていたのに

今となってはその真逆になってしまっている。

初「ほらA。

こっちおいで？ぎゅーする？」

『……ん、』

り「まろ行ってらっしゃーい！」

『……ぁ、いふくん…！！』

い「帰ってきたらまたくっついてええから。な？」

バタン。

目の前でドアが閉まった。

まだ落ち込んでいる様子のA

りうらも収録に行ってしまった為、余計に落ち込んでいる。

『うぅ……』

隣に座っている初兎が口を開く。

初「A、元気だしてや…w」

その言葉にAは、むっ、とした顔をして

初兎の上に跨った。

つまり押し倒しているような体勢。

初「…A？」

『…じゃあ初兎さんが構ってよ……』

……流石にそれは反則だ…

これに撃ち抜かれない男はいないだろう。

初「1回降りろ」

何かが限界の様子。

『……いやだ。

初兎さんとくっつきたいの、！』

少し顔を近づけてくるA。

すると、Aの顎を掴み、

初「キスしていい？」

『…………！？』

初「wwwww

驚きすぎやろwwwww」

『ばか！！！！』

初「可愛いなぁwww」

りうらが帰ってくるまでイチャイチャしていたらしい……

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