DICENo.0【iris】Ⅰ (ページ3)

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2_ドッキリページ3

【緊急事態】メンバーの信頼関係が崩壊するかもしれません【いれいす】

から引用させて頂きました

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2023年7月12日22:00
VOISING事務所

い「いくで？」

ないすずに嘘の報告を入れるIf

な「もしもし」

『ぁ、もしもし〜？』

い「もしもし」

な「はい」

い「ないすず？｣

な「なに？」

『はーい？』

い「さっきやねんけど」

な「『うん』」

貴方side

い「アニキが、首めっちゃ大けがしてもうて」

な「え？首？」

い「首。」

いふくんの口から発せられた信じ難い言葉。

"アニキが、首めっちゃ大けがしてもうて"

『っ……』

な「うん」

隣にいるないくんは、冷静に相槌をうっている。

い「今日、あのスタジオ収録あったやん？」

な「うんうん」

い「で、あの後なんか事務所で

1人でバク宙練習してたぽくて」

トントンと話が進んでいく中、アニキが大けがをしたということにショックを受け、私は言葉を発せられずにいた。

な「え、まじで！？」

い「そう」

な「え、やばい？」

先程まで冷静だったないくんも、少し動揺が見える。

私はその事にさらに不安になり、ないくんの服の裾をきゅっと握る。

な「A、大丈夫だから(小声)」

『……(頷)』

い「…首から落ちたらしいんよ」

な「うんうん」

い「で、事務所めっちゃ大騒ぎで、

今、一応一旦救急車呼んで」

救急車……

な「うんうん」

ないくんは変わらず、私の頭を撫でてくれながら話を聞いている。

い「搬送してもらったんやけど」

な「まじか」

い「打ちどころがめっちゃ悪かったらしくて」

『……ぅえ、…』

自分のものとは思えない情けない声。

な「うんうん」

い「で、本人は全然喋れてないって感じやったんよね」

どうやら結構な重症らしい。

な「え、そんなやばいの？」

私の頭に置いていた手に、少し力が入る。

い「うん。

で、なんかもう隊員の人聞いたけど全然、なんやろ

一旦病院運ばな分からへんみたいな感じで」

それって…

『…結構、危ないよね…？』

絞り出した、震える声。

い「うん、そうやな…。」

な「まじか…」

い「ライブとか、確実に無理ちゃうかって感じなんよ」

『ぇ…』

な「まじか…」

い「うん」

な「OK、一旦ちょっと病状見んとわからんから」

い「わからへん、でも俺今

ずっとちょっとオフィス居んねんけど、あの後から」

な「うんうん」