DICENo.0【iris】Ⅰ (ページ12)

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10_特別ですからページ12

『初兎さんツイートの反応早すぎ』

初「天才やからな」

上機嫌で私の肩に頭を預けてくる。

『……甘えさせるの、今日だけ、特別だからね？』

初「はいはいw」

そう言いながら、首元に鼻を近づけ

すんすん

『……匂い嗅ぐな』

初「だっていい匂いするんやもん」

普通にセクハラじゃないかこれ

5人……早くコンビニから帰ってきてくれ……

ガチャッ

おっ、帰ってきた

「ただいまー」

『おかえり』

初「おかえり〜」

ほ「2人のツイート見たけど流石に距離近すぎん！？」

『ツンデレ初兎さんの久々のデレ期ですから

許したってくださいよ』

な「その距離は完全にセクハラなんよ。

最年少の匂い嗅ぐな馬鹿野郎」

さっきからずっと匂い嗅いでくるんだよ

『え、私襲われちゃう？』

冗談半分で言ってみれば

飲んでいたお茶をぶっ、と吹き出すりうら。

悠「りうら何やっとんww」

『ちょ、！？りうら汚い！』

り「ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ…A…そういう下ネタ系の発言控えて……」

『しもねたってなぁに〜？Aわかんない！』

ロリ声を作って聞いてみる。

い「いつも下ネタばっか言っとる癖にぶりっ子すんな」

『ん〜……いふおにいちゃんはなんでそんなに冷たいの…？』

い「うるせぇ！！黙れ！」

な「え！俺もお兄ちゃんって呼んで！！」

ピンク頭はスルーっと。

初「A、どこまで許してくれる？」

『ハグ』

悠「許しすぎや」

私の体だから大丈夫だよね！(?)

初「じゃあぎゅーしよ」

ぎゅー！？

成人男性がぎゅーって……

可愛すぎるでしょ……

『うさぎ！！どんとこい！』

初「ん……」

正面でハグをし、私の胸に頭をグリグリと押し付けてくる。

そして匂いも嗅いでくる

『お前ほんと匂い嗅ぎすぎ

あと胸に当たってる』

こんなにデレデレなんて聞いてないよ私

ほ「初兎ちゃん…最年少に…セクハラなんて……」

初「だっていい匂いするし、でかいから」

『まぁスタイル抜群なんで？？』

り「顔とスタイルだけはいいんだよな」

『りうらさーん？』

笑顔にそっと中指を添えて……

初「A〜」

『なんだよ

いい加減離れてくれよ。胸が苦しいんだ』

潰されちゃう

悠「それは俺に……恋しとるから…？☆」

なんだこいつ

ゆうくん絶対こんなキャラじゃないわ

『少し黙ろうか最年長』

初「A……キスは？」

『いむくんにキスしててね〜』