イレギュラーな彼らの短編集 (ページ13)

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俺のもの《🐱》ページ13

『いふくんとお泊まりだぁあぁ！』

そう言って、勢いよく俺の部屋のベッドに飛び込む彼女のA。

い「いっぱいいちゃいちゃしような？(笑)」

少しからかってみると、予想通り顔が真っ赤になっていく。

『……ん、』

俯きながら返事をする。

そんなAが可愛すぎて、後ろから思いっきりハグをする。

『んわっ！？近い…離れて……！』

Aから強引に離されたことに驚く。

いつもなら抱き返してくれるのに…

い「こんなんいつもしよるやろ」

むすっ、と拗ねると、慌てて謝ってくるA。

『ぁ、ごめん……！えっと…』

もじもじしだすA。

『2人きりなのが…その…ちょっと恥ずかしくて…』

先程より顔を真っ赤に染め上げている。

俺の彼女可愛すぎ

い「可愛いなぁ(笑)」

『うるさい』

ゲームをしたり、じゃれあったりしていると、ドア越しにお母さんから声をかけられた。

母「いふ〜？お風呂沸いたわよ〜」

い「あ、はーい。……A、先入っていいで？」

『えっ、……いいの？』

い「おん。じゃあ待っとるわ」

『ありがと！』

嬉しそうに部屋を出ていったA。

俺は漫画でも読んどくか……