偶然《🐶》 ページ11
『うわ、まじか…』
朝から遅刻寸前で天気予報見てこなかったからなぁ…
ちゃんと天気予報見てこいよ私!!!
と考えながら、ザーザーと降る雨を見つめていた。
「おっ……偶然だね、A。」
『……出たな、ないこめ…!』
こいつは私の幼馴染のないくん
小さい時から喧嘩ばっかりしている。
『傘忘れたんだよ』
な「え、どんまい。」
『お前、どうせ……』
な「もってきてまーす(笑)」
ざまあみろ、という風に笑う幼馴染。
『はいはいそれは良かったですね。はよ帰れ!!!』
な「はいはい(笑)」
返事はしたが、一向に帰る気配がない。
『……なんで帰らないの』
な「Aが可哀想だから?……俺が特別に傘、いれてあげる。」
『望んでません』
な「ならいいや」
私に背を向けて歩き出す。
『ちょっっっっ!すみませんでした!!』
な「それでよし。」
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こはくらむね。 - やば、神作品すぎる、!!最高です!!無事キュン死しました✨ (4月30日 17時) (レス) @page14 id: 99d1333818 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まゆ | 作成日時:2024年1月10日 20時