紫さんの妹【iris】 (ページ18)

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い「ありがと…？…てか、Aめっちゃ可愛いよな。」
そう言いながら私の頭を撫でるいふくん。

『んな、!?』

頭を撫でられるなんてお兄ちゃん以外にされたことなくて、顔に熱が集中する。

な「まろ！高校生に手出さない！」

次はないくんの方に抱き寄せられた。

あっ、いい匂い…

い「そっちのがアウトやろ！」

またまたいふくんのほうに連れ戻された。

『すっ、すとっぷ…!!』

数分間それが続いてしまった…

こんなイケメンに触れられ、勿論私の顔は赤くならないはずがない。

『あっ、助け…て…』

小さく呟くと、りうくんが猛ダッシュしてきた

り「A！大丈夫!?」

次はりうくんに抱き寄せられる。

『ゎ、り、りうく、』

な「おいりうらぁ！」

い「許さへんで…」

り「りうらは最年少だからいいもーん」

さらに強く抱きしめてくる。

『あ、え、…』

どうしたらいいのか分からなくて、とりあえず抱きしめ返す。

り「!?」

お兄ちゃん以外の人とハグするなんて久しぶりだなぁ

しかも落ち着く…

『すき…』

あ、思わず呟いてしまった…！

り「え、は、え、!?」

驚いたように目を見開くりうくん。
危険を察知したように走ってくる他メンバー。

『…？』

初「こらA！お兄ちゃん以外に好きとか言っちゃだめやろ！」

なんでだよ

り「うわ…シスコンタイプか…」

悠「ほらA、おいで？俺と一緒になんか遊ぼうや」

え私小学生って思われてますか？

『お話ならいいよ』

な(お話!?"お"付けるの可愛すぎだろ…)

悠「ん、じゃあこっちおいで」

ゆうくんの隣に行くと、手、冷たいやろ？と、私と手をつないだままゆうくんのポケットにいれてくれた。

あったかい…

い「うわ、あにきちゃっかりセクハラしとるわ」

ほ「ずるいよあにきー!!!」

悠「うるさいわ！」

なんか、通話のとき通りのいつものみんなだな…。

騒がしい

けど、楽しい。

これからこの7人で活動するの、楽しみだな！