𓏸𓏸しないと出られない部屋【iris】 (ページ21)

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女の唇にキスしないと出られない部屋《🦊＆🐱》ページ21

い｢なんでお前と一緒やねん！｣

ほ｢僕も好きでいふくんといるわけじゃないんですけど！？｣

『はぁ…』

さっきからずっとこんな調子だ。

この2人仲悪いんだな…

『はぁあぁ…』

もう一度大きな溜息が出た。

い｢…あ、A、困らせてごめんな？｣

ほ｢ほんとにごめんねー！｣

申し訳なさそうに謝ってくる2人。

『…あ、気にしてないんで！』

ほ｢てか、女の唇…ってことはAちゃんにしていいってことだよね！？｣

い｢俺はもう何回もしとるからな〜｣

ほ｢はぁ！？ずるすぎ！！｣

『…もう喧嘩やめません…？』

気を取り直して…

『……恥ずかしいけど…やらないとでられないし、どうぞ』

その場に座って、目を瞑る。

ほ｢じゃあ僕から！！｣

すたすたと足音がして、肩を軽く掴まれた。

うわ、いむくんって結構手ガッチリしてるんだなぁ…

い｢はよ終わらせてや？｣

ほ｢わかってるし！……(ちゅっ｣

優しいキスをしてくれるいむくん。

『ん…………ぁ、』

ほ｢(え、可愛い…)ﾍﾟﾛｯｸﾁｭｯ｣

前言撤回です。全く優しくなかった

急に僕の口をこじあけて、舌を入れてきた。

『……っ、ぃ、むく…、くるひぃｯ、…♡』

い｢おいほとけ！Aが苦しそうやろ！！｣

ほ｢うるさいなぁ！！｣

いふ先輩の叫び声と同時に、唇が離された。

『はぁｯ、…はぁ、…』

い｢…んじゃ、俺の番な？｣

『ぁ、待って、ちょっときゅうけぃ、…！』

い｢ん……(ちゅっ、くちゅっ｣

こいつ…最初から舌入れてきやがった、！

『ぃふ…、離れ、っ』

い｢んふ(笑)……｣

いむくんのときよりも長いキス。

先輩の舌が僕の口の中を掻き回す。

『んぁ……はぁｯ、♡……ん、…♡』

い｢……うわ、めっちゃ蕩けてる(笑)｣

ほ｢いふくんやば！？A可哀想！！！｣

僕の腰を抱き寄せるいむくん。

『……ぅあぁあ…いむく〜ん…』

い｢おいほとけ。俺のAやぞ？｣

ほ｢は！？僕のAだし！｣

い/ほ｢Aはどっちが好きなん？/なの！？｣

巻き込まないでください…

『いふ先輩変態だし…、いむくんかなぁ(笑)』

冗談のつもりで言うと

い｢……は？俺よりほとけなん？｣

めっちゃ圧かけてくるよこの人！！！

『じょっ、冗談ですよ！二人とも好きだから…、』

ほ｢2人とも…かぁ…(僕だけ好きになってくれないかなぁ…)｣

い｢ふーん…(俺だけがいいな、)｣