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31〜北山side〜 ページ32

あの日から急に連絡が取れなくなった彼女



まさか…旦那にバレたとか…?



スマホそれで変えられたとか?


悪いことしか考えられない



それから1カ月近く経ったけど


全然彼女のことを忘れられなくて



「 北山ー!今日仕事終わったあと時間ある?曲のことでいろいろ話したいからご飯でもどう?」


藤ヶ谷に誘われていつもの個室があるご飯屋へ



「 俺、ちょっとトイレ行ってくるわ。」


そう言ってトイレにいき、部屋に戻ろうとすると


あれ?



この香り…


「A…?」


「みっくん…?」


俺はすぐに近くの空いてる個室に入って抱きしめる



久しぶりの彼女のぬくもり


もう絶対離さない


理由を聞いて


旦那と別居してて俺とも終わりにしたいと



絶対やだ



友達待ってるからもう戻らなくちゃって


じゃあ俺もいく!って言ったら



教えてくれた




そして部屋に戻ると


藤ヶ谷「 遅かったじゃん、腹痛いの?」


藤ヶ谷には事情説明した


藤ヶ谷「 じゃー部屋に行っちゃえば?」


「でもくるなって言われたし」


藤ヶ谷「 いいじゃん、俺もいく」


「 は??」



藤ヶ谷「 さ!いくよ!北山!」



なんだよー藤ヶ谷めっちゃはりきってんじゃん



部屋に行くとめっちゃ怒ってる気がする…



でも藤ヶ谷が話しかけたら笑顔だし!


なんだよ!



友達の梨花ちゃんは藤ヶ谷のファンみたいで


藤ヶ谷とずっと話してるし



でそろそろ帰るって話になり



藤ヶ谷「 もう遅いし、俺が梨花ちゃんタクシーで送るから、北山はAちゃんお願いね」


「私!一人で帰れますから!」


あーもー


北山「 いくよ!」


そういって外にでる


梨花「 北山さん!今日はありがとうございました!Aのことよろしくお願いします!」



梨花ちゃんは俺にあいさつして藤ヶ谷と帰っていった



「 あのさ、怒ってる?」


「 別に怒ってない」


「怒ってんじゃん」


「 とりあえず私帰るから」


「待って、おれ、車で来てるし送るから」


そういって彼女の手を引っ張って車にのせる



「 あのね、やっぱりもう会えない。みっくんはアイドル、私は別居してても既婚者なの」


「 やだって言ったら?」


信号でとまり、キスをした



泣いてる



「 だめなの…もう。みっくんとずっと一緒にいたら私、どんどんみっくんのことすきになるから…


「 いいよ、もっとAん中俺でいっぱいにして?」


そういってまたキスをした

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作者名:Yuzuki | 作成日時:2019年4月12日 10時

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