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あれから梨花は藤ヶ谷さんがタクシーで送ってくれることになり



私はみっくんの車の中


離れたいって言ってもやだの一点張りで


信号でキスされる


「 もうとっくにみっくんでいっぱいだよ…だからだめなの」


北山「今から俺んちくる?」


「 ううん、行かない」


北山「 ちゃんと話したいんだけど」


「 今日はもう遅いし、だめ」


北山「 次会ってっていってもA、絶対会ってくれないでしょ?」


「 ちゃんと時間つくるから」


北山「 …わかった。絶対だから」


「うん…」



実家から少し離れたところで降ろしてもらって



家に入る



子供たちはもう寝ていて



シャワーを浴びる


あ、そういえば梨花からアルバム借りたんだ


曲、聴きたくなって


みっくんのソロを流す


〜Give me…〜



すごいいい曲…


なんだろ…涙出てきた…



すると携帯がなる


北山宏光


「 ごめん、電話して。でも出てくれないと思ったから良かった。え?泣いてるの?どうした?またなんかあった?」


「ううん、ごめん、みっくんのソロ曲聴いててなんかすごくいい曲で私…


「 それ、Aのためにかいた曲だから。」


♪愛してるよ、どんな時も…


「 みっくん、やめてよ、だめだ涙止まらない」


「俺の気持ち。ちゃんと聴いてね。時間空いてる時連絡して?おやすみ。」



だめだ…

33→←31〜北山side〜



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作者名:Yuzuki | 作成日時:2019年4月12日 10時

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