19*何故コイツは… ページ19
「……で、なんで遊びに来たの?」
コイツは一体何がしたいのか。
いきなり家に上がり込み、ましてやトト子ちゃんへ自己満のコスプレをさせていた挙句、うちんとこの可愛いモフモフ共に蹴られて……
くっそ羨ましいわ!!!!!!
だってあれでしょ?
蹴られたってことは動物並のぷにぷにした肉球並の弾力を持つ足の裏に蹴られたってことでしょ?
ほのぼのするよ…(微笑)
「……おーぃ…Aちゃん?顔ニヤけてるから。」
「で、ご要件は?」
「切り替え早ッッッ!!!」
凶さんの話を右から左へと受け流しながら私の膝取り合戦をする 六つ子達の頭を1回ずつ撫でる。
「…ま、いいや。実はね?君に相談があってさ〜」
「お帰り下さい」
「何故!?」
「面倒くさそうな感じしかない」
大体人に相談されて巻き込まれたケースが多々昔の記憶に健在している。
私にとっての相談とは悪魔の呪文でしかない←
「まぁまぁ…てか相談というか、これは提案に近いからね」
「提案?」
提案とはなんだろうか、なんて思っていた私は、次の言葉で頭が真っ白になった。
「…アニメ、おそ松さんの世界に来ない?」
「……は?????」
✁ ✃ ✁ ✃ 番外編!誕生日おめでとう!✁ ✃ ✁ ✃
「…そういや、今日は確かおそ松さんの誕生日だったような気がする。」
そう呟いた今日は間違いなく2016年5月24日の午後16時のことだ。
六つ子はお昼寝中。
いやぁ、めでたいね〜なんて思ってたら、重大なことに気が付いた。
「や……やばい…私……」
誕生日プレゼント…買ってないッッッ!!!
「どどどうしよ……」
オロオロして不意に目を移した先にあったのは…
「……やるしかない…」
………
……
「づ、づがれだ〜……」
疲労はびっしり。
まして、手先が不器用な私は、人一倍に大変な作業だった…
『ん…ふぁ〜…』
「あ、おはよう…起きた?」
六つ子が欠伸をしながら起き上がる。
そして私は作ったプレゼント?を六つ子に差し出した。
「…た、誕生日…おめでとう…」
『?これなぁに?』
六色それぞれのテーマカラーに、松の刺繍をしたそれは、手作りの御守り。
「えーと…まぁ、御守りだよ。大事にしてくれると嬉しいケド…」
そう言えば、六つ子全員で目を輝かせた。
『おまもり!ありがとう!』
そう言って微笑む皆に、私もつられて微笑む。
御守りの中の、皆へ宛てた手紙は…皆がもう少し成長して、字が読めるようになったら…だね
20*ん〜……???→←18*おまわりさぁぁん!こいつでぇーっす!
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黒コマ先生2(プロフ) - これが萌えですか、、、僕も癒しが欲しいです。続き待ってますね。 (2020年5月31日 13時) (レス) id: c314387e95 (このIDを非表示/違反報告)
家から出たくない主義(プロフ) - 何故ここで……!!!!更新楽しみにしてます!! (2019年3月24日 20時) (レス) id: edf769ece4 (このIDを非表示/違反報告)
アイル(プロフ) - 萌えすぎて禿げました。続き超待ってます!! (2017年12月1日 17時) (レス) id: da2347fff6 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 萌えましたね( ˙-˙ )続き楽しみにしています!更新頑張ってください! (2017年10月22日 23時) (レス) id: 96b60eb288 (このIDを非表示/違反報告)
兄松推し(プロフ) - 更新頑張って下さい (2016年8月6日 22時) (レス) id: 92c51a9e71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:梟 | 作成日時:2016年5月12日 22時