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11*卵粥 ページ11

只今午後19時。

ちょうど卵粥を作り終えたところだ。

勿論、作り方見たけど


「出来たよー」

『ごはん!』

『わーい!!!』


お粥を大きい皿に一旦乗せてから、小さな皿とスプーンを置く。


「食べれる分だけとってね」

『はーい!』


そう言ってハムハム食べ始める六つ子についつい頬が緩んだ。

まぁ…1人だけ違うけど…


「…あのー、一松さん?いい加減腕から離れてくれないかな?」

『いや』

「えー……」


何故か相当一松さんに懐かれたらしく、お粥を置いた途端腕にしがみついて来たまま早3分ほど経っている。


「ほら、ご飯食べなさいな」

『いや』

「なんで!?」


何故この子は頑なにご飯を食べるのを拒むのだろうか。


「嫌いなものでも入ってるの?」

『………べつに』

「……じゃあ食べよう?」


そう言ってスプーンに卵粥を乗っけて一松さんの口の近くへ持って行く。


「…ほい、あーん」

『……たべたら……ほめてくれる?』


少し赤面しながら言う一松さんにもう萌えしか感じないのは私だけだろうか。

てか、なんか幼い雰囲気があるから、余計可愛い。


「…褒める」


褒めるどころじゃないよね。

褒めまくるよね。

てか原作と全くキャラが違うこれはいいんだろうか


『…じゃ、たべる』


そう言って卵粥をぱくりと食べて、すぐ飲み込むあたり、卵嫌いなのだろう。

それかただの猫舌か。


『……たべたよ…』


おう。食べたね。

一松さんは目で「どうだ食べたぞ早く褒めろ」と訴えてきていた。

なので約束通りに、


「偉いね!一松さん!ちゃんと食べれたね〜!凄いよ!」


と頭をわしゃわしゃしながら褒めた。

ボサボサの髪の毛が更にボサボサになっていたけど、私は気にしない。


『……ののしってほしい』

「それはしない」

『……ちっ…』


おい一松さん、舌打ちまで幼いぞ。

可愛い過ぎかよ。

なんて心の中で悶え苦しんでいたら、次は横から服が引っ張られていた。


「はいはい、なに?」


そこを向けば、


『………』

「…………」


期待した顔をしている残り5人の松。

皿は既に空っぽで、急いで食べたのか口の周りにご飯粒が付いていた。


「……え?……あ…」

『………(*˙꒳​˙* )ワクワク』

「……よ、よく食べたね〜!凄い!完食?偉いね〜!!」

『パァァ❀(*´▽`*)❀ァァァ』

「…………」


褒めれば5人全員顔が明るくなる。
可愛い過ぎでしょぉ…反則でしょぉ…

12*褒めると…→←10*クックパッ〇



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設定タグ:ケモ松さん , おそ松さん , 養う   
作品ジャンル:ファンタジー
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黒コマ先生2(プロフ) - これが萌えですか、、、僕も癒しが欲しいです。続き待ってますね。 (2020年5月31日 13時) (レス) id: c314387e95 (このIDを非表示/違反報告)
家から出たくない主義(プロフ) - 何故ここで……!!!!更新楽しみにしてます!! (2019年3月24日 20時) (レス) id: edf769ece4 (このIDを非表示/違反報告)
アイル(プロフ) - 萌えすぎて禿げました。続き超待ってます!! (2017年12月1日 17時) (レス) id: da2347fff6 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 萌えましたね( ˙-˙ )続き楽しみにしています!更新頑張ってください! (2017年10月22日 23時) (レス) id: 96b60eb288 (このIDを非表示/違反報告)
兄松推し(プロフ) - 更新頑張って下さい (2016年8月6日 22時) (レス) id: 92c51a9e71 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2016年5月12日 22時

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