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Aside
番組も後半に差し掛かった今。
「そして第二話の魅力はどうですか?皆さん。」
「慣れてきたね、Aちゃん。」
「そんなことはないです。」
「急に真顔にならないの。笑」
「第二話はかなり進むんですよね?」
私は笑顔になりながら山田さんに話を振る。
「そうなんですよ。僕が演じるはじめとAちゃんが演じる、
双子の妹のAとの恋愛が今後どうなるかも見どころです。」
「二人は双子の兄妹役ですもんね?」
「はい。双子なのにはじめとAは互いに好きになってしまう、
そんな二人の許されない恋にも注目です。」
山田さんは次回の見どころも紹介してくれる。
「そうですね!」
「ちょ、司会。笑」
「え、だって書いてあるんだもん。」
「だもんじゃないのよ、それ言っちゃダメなやつ。」
「ということで!ここで罰ゲーム発表です。」
番組も終盤にさしかかり罰ゲーム発表。
「じゃあ、山田さんで。」
「え、俺?理由が聞きたいです。」
「理由は〜なんかちょっとムカつくからです。笑」
「なんなんだ、それ。笑」
「いっちばん最初の一言が原因かな?笑」
「すごい根に持つじゃん!笑」
いやー本当は、
山田さんの変顔が見てみたいと思ってしまっただけだ。笑
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作者名:反町ゆうり | 作成日時:2022年3月31日 21時