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Aside
「じゃあ本気のやつね!」
「本気のやつね。」
「このカメラに向かって変顔で告知をお願いします。」
山田さんの変顔、どんな感じかな?
「実は変顔でできる顔がありまして…神無月さん。」
「ふふっ。笑」
「それ素の神無月さんが変顔っていう意味?」
「いや、違う違う!笑」
「それ失礼だよ。笑」
「神無月さんがやる変顔!笑
いきます。」
山田さんは変顔をして告知をし始めた。
「金田一少年の事件簿NEO。ゲームの館殺人事件第二話は、
今週土曜夜9時放送。」
「はい〜。」
「最後の告知何言ってるかわかんなかったな。」
「二話見てくれってことですね。笑」
「以上、西野AのMCで放送してきました。
この後は第二話のSPダイジェストを私がお見舞いしてあ・げ・る!」
なれないMCも後半になれば慣れてきたもので、でも恥ずかしい。
春奈ちゃんと最初の言葉を被せる。
「「金田一少年の事件簿NEO。」」
「ゲームの館殺人事件は、」
「今週土曜よる9時放送!」
「見逃すな、じっちゃんの名にかけて!」
・
「カット!」
監督からカットがかかって皆にお辞儀をする。
「いや、ほんとにありがとうございます!」
「どうしたのよ、急に。笑」
「慣れない司会進行だったので…つい、山田さんに無茶振りを。笑」
「あ〜あの変顔のやつ?笑
Aちゃんなら振ってくるだろうな〜とは思ったよ。笑」
「涼介、神無月さんのモノマネ得意だからいつでも降っていいよ。笑」
「大ちゃん、いつでもはねぇだろ。笑」
「でも良かったよ、AちゃんのMC!
ですよね、ぐっさんも!」
「あぁ、最初は落ち着かなそうだったけど良かったな。笑」
「ありがとうございます。笑」
メーキング映像などの紹介の回はこれにて終了。
山田さん達も優しくて本っ当に安心しました。笑
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作者名:反町ゆうり | 作成日時:2022年3月31日 21時