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Aside
あんな事件があったもんだから、
綾花ちゃんの手伝いを夜遅くまで一緒に手伝った。
「良かったの?」
「何が〜?」
「金田一君と一緒に居なくて。」
「別に、はじめちゃんは関係ないよ。」
そんなことを言ったけど、さっき言われたことを思い出した。
"何かあったら電話しろよ?"
"わかったわかった。も〜はじめちゃんは行った行った!"
「羨ましいなぁ。」
「えっ?」
「男の人に守られるって、どれだけ幸せなことか。」
"Aは俺が守る。"
はじめちゃんの笑顔が頭に浮かんだ。
「はじめちゃんの話はいいから、蛍光灯買いに行こ!」
「フフッ、そうだね。」
蛍光灯を買い終わってまた倉庫に戻ってきた。
「綾花ちゃん、届く?」
「多分、大丈夫かも。」
ガシャッ
「えっ?誰かいるの?
綾花ちゃん、ちょっと待ってて。」
「わかった。」
この時、私がこの場を離れなければ綾花ちゃんは。
「なんだ、気のせいか…。」
倉庫に戻る途中、
「えっ?!」
ドンッ
誰かに殴られて私は立てなかった。
「…ッ…はじめ、ちゃん…。」
犯人を見ようとしたけれどギリギリ見れなくて、
「助けて______」
私はそこで意識を飛ばした。
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作者名:反町ゆうり | 作成日時:2022年3月13日 12時