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Zekusuer side


最後に来たのはオリバンダーさんのお店。
そう、楽しみは取っておかなくちゃね!


セブ 「…失礼。杖を買いに来たのだが」


『まあ、セブルス!あなた、失礼って言えたのね!』


私が大げさに驚くと中から愉快そうな声が聞こえてきた。


オリ 「楽しそうですね、A・ゼクシエールさん!

私は貴方がホグワーツに入学するのを心待ちにしておりました」


『ありがとう!
私もホグワーツで学ぶのが楽しみなの!』


セブ 「その為には杖は必要不可欠だ。
良いものを見繕うんだな。」


『あら、違うわ セブルス。
私が見繕われるの!杖が私を選ぶのよ!』


ね?とオリバンダーさんに同意を求めると‘全くその通り‘だと深く頷く。


セブ 「早く頼む。」


私とオリバンダーさんがにこにこと楽しく話しているとセブルスからそんな声が掛かった。


『うふふ、ごめんなさいセブルス?
…彼せっかちなの』


クスクスと冗談めいてオリバンダーさんに声を掛けると今度こそ不機嫌そうに眉間に皺をよせる。

ふふ、本当に分かりやすいわ


オリ 「では、そろそろ私も仕事をしましょうか」


そう言うとオリバンダーさんはパパパッと三つ程候補の杖を持ってきてくれた。


一つ目を振ればお店のものがバラバラと落ち、

二つ目を振れば窓がいくつも割れる音がし、

三つ目を振ればセブルスの頭の上に花が咲いた。

要するに三つの中に私を選んでくれる杖が無かった訳で…


オリ 「おやおや合いませんでしたか…
では、次!」


『セブルス、ごめんなさいね?』


セブルスの頭の上に咲いた花を取りながら私は始終にこにこしっぱなしだった。
彼の‘気にするな‘の言い方がとっても優しかったから本当に気にしなくてもよさそう…なぁんて考えているとオリバンダーさんがまた新しい杖を持ってきてくれた。

オリ 「鬼胡桃に一角獣のたてがみ。26cm。良質でしなやかでふりやすい。

…どうぞ」









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設定タグ:ハリー・ポッター , セブルス・スネイプ , チート   
作品ジャンル:アニメ
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あい - すごく面白いです! 更新ファイトです! (2019年10月6日 18時) (レス) id: 782253d27d (このIDを非表示/違反報告)
パペット(プロフ) - カレンさん» わー、コメント有難う御座います!!なるべく更新出来るように頑張ります! (2018年11月26日 19時) (レス) id: 88c3cbc127 (このIDを非表示/違反報告)
カレン - この小説とても面白いです!更新頑張ってください! (2018年11月10日 16時) (レス) id: 458fb02933 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:パペット | 作成日時:2018年10月6日 21時

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