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Zekusueru side
小さな扉の前でトロッコはようやく止まった。
セブルスはトロッコから降りると私に手を差し出して降りる手伝いをしてくれる。
『ふふ、あれがとう セブルス』
ドレスチナが扉の鍵を開ける。
するとどうだろうか…
緑色の煙がモクモクと噴き出してきた。
それが消えたとき私は一体どんな顔をしていたのかしら…
中には金貨の山、山、そして山。
高く積まれた銀貨の山。
クヌート銅貨までもが沢山、山のように積んである。
セブ 「全て、Aの物だ。」
珍しくセブルスは私に優しく微笑んで見せた。
…いつもそういう顔をしてればいいのに。
『凄いわ…ねえ、
今日はどのくらい持って行けばいいのかしら?』
セブルスは顎に手をやり少しの間考えるとおおよそ今日必要な金額を私に伝える。
うーん、私の予想よりも少し多くて‘そんなに必要なんだ‘…と考えながら金貨を入れ物に詰め込む。
金貨を入れ終わるとセブルスはドレスチナのほうを向き「用件はすんだ」と、短く伝えた。
全く…愛想の無い男ね。
猛烈なトロッコを乗りこなし陽の光にパチクリとしながら私とセブルスはグリンゴッツの外に出た。
バックいっぱいのお金を持って‘どこに行こうか‘とセブルスに相談すれば先に制服を買おうときまった。
[マダムマルキンの洋服店
_普段着から式服まで]
『ここで制服を買うのかしら?』
セブ 「ここ以外で買える所があるなら教えてほしいものだ。」
『本ッ当嫌味な言い方ね、セブルス』
私がそう言い終わるか終わらないかの内に彼は店の中へと入っていってしまった。
酷い人だわ…全く。
マダム・マルキンは、藤色ずくめの服を着た愛想のとてもいいずんぐりした魔女だった。
マル 「お嬢ちゃん。ホグワーツなの?
…だなんて愚問ね!ね!Aさん!!」
『え、なんで私の名前…』
マル 「ホグワーツの守り主の事を知らない人はここら辺じゃ居ないわよ〜
なんたってホグワーツのお姫様だものね!」
『…お、お姫様なんて、、、柄じゃないわ!
でもね今年やっとホグワーツに入学できるの。
今からとっても楽しみだわ…!」
マル 「おやそうかい!
なら腕によりをかけなくちゃね〜!」
セブルスは所用があると言って外に出てしまった。
外で落ち合う事を約束し私かマダム・マルキンに案内されるままに進んで行く。
マル 「ここで全〜部揃うから安心をおし!
それから隣でもう一人お嬢ちゃんの丈を合わせているところよ」
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あい - すごく面白いです! 更新ファイトです! (2019年10月6日 18時) (レス) id: 782253d27d (このIDを非表示/違反報告)
パペット(プロフ) - カレンさん» わー、コメント有難う御座います!!なるべく更新出来るように頑張ります! (2018年11月26日 19時) (レス) id: 88c3cbc127 (このIDを非表示/違反報告)
カレン - この小説とても面白いです!更新頑張ってください! (2018年11月10日 16時) (レス) id: 458fb02933 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:パペット | 作成日時:2018年10月6日 21時