ホグワーツの姫君 【ハリー・ポッターと賢者の石】

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Zekusueru side


帽子 「私はきれいじゃないけれど

人は見かけによらぬもの

私をしのぐ賢い帽子

あるなら私は身を引こう

山高帽子はまっくろだ

シルクハットはすらりと高い

私はホグワーツ組分け帽子

私は彼らの上をいく

君の頭に隠したものを

組分け帽子はお見通し

かぶれば君に教えよう



グリフィンドールに行くならば

勇気ある者が住まう寮

勇猛果敢な騎士道で

他とは違うグリフィンドール



ハッフルパフに行くならば

君は正しく忠実で

忍耐強く真実で

苦労を苦労と思わない



古き賢きレイブンクロー

君に意欲があるならば

機知と学びの友人をここで必ず得るだろう



スリザリンではもしかして

君はまことの友を得る

どんな手段を使っても

目的遂げる狡猾さ



かぶってごらん！恐れずに！

興奮せずに、お任せを！

君を私の手にゆだね(私は手なんかないけれど)

だって私は考える帽子！」


帽子が歌い終わると拍手喝采。

四つの寮にそれぞれ頭を下げると帽子はまた静かになった。


？？ 「僕たちはただ帽子をかぶればいいんだ！
フレッドのやつ、やっつけてやる！
トロールと取っ組み合いさせるなんて言って」


そんな声が前のほうから聞こえた

フレッド…？
確か３年生の双子の片割れ…だったよね？

フレッドとジョージ。

多分学生の中では彼らに一番会ってるわ！
いつも面白い事をしていて飽きない

……さ、いよいよ組分けね？









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