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Aside

急なハプニングはあったけど、超天才な私のおかげ

で、6組の劇は順調に進んでいた。自分の出番がひと

段落し、舞台袖で演技する敦の事を見ていると、最

近の濃すぎるできごとが急に頭に浮かんだ。敦のお

かげで、私はこうしてクラスの中にいられるんだ。

あのままバレーを辞めて、人格を失うところだっ

た。感謝してもしきれないぐらいの恩を作ってしま

った事に、少し複雑な気持ちだった。

そんな時、あの都市伝説を思い出した。この学校で

はロミオとジュリエットを演じた2人は結ばれる。た

だの噂ならこんなに気にしないけど、なんせその都

市伝説はロミオ役の父とジュリエット役の母がその

後すぐ付き合い出してから広まったものだから、ど

うしても期待してしまう。

次は2人がダンスを踊るシーン。あの時から敦の事変

に意識しちゃうけど、本番だし頑張ろう。

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設定タグ:紫原敦 , 黒バス , ギャグ?   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:シロ | 作成日時:2018年3月9日 19時

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