【NARUTO】すべてを知る者〜第八章〜止まらぬ滴

二百五十九話 ページ7

.




フカ「正確には二大仙蝦蟇じゃ...とそんなことよりじゃ。お前は自来也ちゃんの弟子に間違いないかいの？」





フカサクがそうナルトに問う。
だがナルトはフカサクの問いの前に自来也ちゃんという言葉が引っ掛かった。





ナ「自来也ちゃん...？ちゃんて！エ． ロ仙人をガキ扱いかよ！何だってばよこのじじい蛙！！」





そう言ってフカサクを指さすナルト。
綱手は改めて「口を慎めと言ってるだろう！」と声を少し荒げる。





シズ「この方は自来也様に仙忍術を教えになれれた自来也様の師です」





シズネの言葉に驚くナルト。
一方フカサクはじじい呼びのことを気にせずエ． ロ仙人という言葉に笑っていた。





フカ「ハハハ...エ． ロ仙人とはの...！自来也ちゃんらしい慕われ方じゃ」





ナ「そのジジイ仙人が一体オレに何の用だってばよ」





フカ「どこから話せばええのかの...そうじゃのとりあげず言っておくが――――」








.







『自来也ちゃんが戦死した』









.





ナ「...............は？」







真剣な声と表情で告げられた言葉。
予想外の言葉を聞いてナルトの思考が一時止まり、間抜けな声を出した。
周りの皆も真剣な表情で嘘を言っているようには思えない。






ナ「な...何言ってんだよ...」






先程の言葉を理解したナルトは聞き間違いかではないか確認するように言った。





.

二百六十話→←二百五十八話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す