二百六十八話 ページ16
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複数の者が涙を流した夜が明ける。
明るい太陽の光が窓から差し込み、その光でAは目を覚ました。
Aはまだ覚醒していない頭で寝る前を思い出す。
そんな時自身の目に違和感を感じ、Aは片手で触れた。
触れて分かったのはいつもより目が腫れたように膨らんでいるという事。
腫れている原因は一つ、昨晩の涙だろう。
Aはベッドから身体を起こすと洗面台に向かう。
タオルを取り出して濡らすとそれを目元に当てた。
ひんやりとしたタオルが少し熱を持った目に当たる。
それを当てながら椅子に腰かけるA。
ぼんやりと昨日の不思議な出来事について考えてみるがやはり原因は分からなかった。
考えても仕方ないかなという結論に至ったA。
大分熱も引いた目からタオルをずらしながら今日の予定を考えるA。
するとそんなAのいる家にノックの音が響いた。
どうやら来客のようだ。
Aは急いでフードを被ると「はい」と短く返事をして扉を開ける。
扉を開けて見えた人物にAは思わず顔をしかめた。
フードで隠れている筈のその表情の変化が分かっているように目の前の人物は笑う。
ナシャ「相変わらずオレは君に嫌われているようだね」
「傷つくなー」と言ったナシャスはそんな言葉には似合わないほどの笑みを浮かべている。
そんな様子のナシャスにイラついて無言で少し睨みながら見上げるA。
それでもナシャスは構わず笑みを浮かべている。
ナシャ「ここで話すのも何だし、中で話そうよ」
そう言うナシャスにAはお前が言うなと思った。
だがそんな思いなど知らずナシャスは勝手に家に入っていく。
そんなナシャスに思わずため息を吐いたA。
ナシャスの方はAが困っている様子を面白うそうに笑いながら椅子に腰かけた。
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ゆずっきー(プロフ) - もう2年も経ってんのかぁ…。とりあえず頑張ってください! (2020年9月6日 11時) (レス) id: 637f23fc7b (このIDを非表示/違反報告)
M.F(プロフ) - 華さん» ありがとうございます!!!ものっすごいのんびりですけど頑張ります! (2019年2月17日 8時) (レス) id: 805f8bcdae (このIDを非表示/違反報告)
M.F(プロフ) - 船長さん» (-ω-;)ウーン。落ちはなしにする予定なんですけど…考えておきます (2019年2月17日 8時) (レス) id: 805f8bcdae (このIDを非表示/違反報告)
華 - とても面白かったです! いろいろ大変だと思いますが、これからも頑張ってください!応援しています! (2018年12月13日 18時) (レス) id: 6998a44ad0 (このIDを非表示/違反報告)
船長 - 落ちをマダラにしてくれませんか?マダラが大好きすぎるのでできたらお願いします (2018年4月5日 16時) (レス) id: 8b9f7d7cc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みこと | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/motyo
作成日時:2017年4月11日 23時