七十四話 ページ17
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カカシの無事にサクラが少し嬉しそうに顔を綻ばせる。
ナルトはカカシの死体があったはずの場所を見る。
するとそこには木がバラバラになって散らばっていた。
どうやらカカシは変わり身を使ったようだ。
目の前の事態が収まりタズナは安堵の息を漏らす。
カ「ナルト...すぐに助けてやらなくて悪かったな。ケガさしちまった。...お前がここまで動けないとは思ってなかったからな。とりあえずサスケよくやった、サクラもな。Aは...」
そう言ってカカシは周りを見渡す。
そんなカカシの後ろの服が弱めに引っ張られる。
A「先生、ここにいます」
カカシは本片手に言うAに苦笑いを溢しながら軽く感心する。
戦いに何も干渉出来なかった...いや、しなかったA
目の前でカカシが殺られた(変わり身を使っていたので無事なのだが)にも関わらずAは何も変わらない。
何事もなかったように本を片手にカカシに近寄って来ている。
様子を見る限りいつも通り本を読んでいたのだろうか？
それならなぜあの二人組はなぜ読書をして隙があるAでなくナルトを襲ったのだろうか。
まぁ、今そんなこと考えても意味はないのかもしれないが。
Aは言うことは言ったというように本を開いて続きを読む。
そんなAとカカシが会話を交わしている間にナルトはまたサスケに何か言われたのかケンカを吹っ掛けようとする。
カ「ナルト！ケンカは後だ。こいつらの爪には毒が塗ってある。お前は早く毒抜きする必要がある。傷口を開いて毒血を抜かなくちゃならない。あまり動くな、毒が回る」
その後カカシはタズナに話があると言う。
そしてカカシ、タズナ、そしてナルト、サスケ、サクラは少し移動していく。
Aは少しその場に留まると手に持った本を栞を挟んで閉じる。
すると自身のウエストポーチから巻物を取り出すと地面に広げる。
そしてあの二人組が使っていた武器の鎖を取ると巻物の上にのせた。
すると武器は巻物の中に吸い込まれていく。
巻物に武器をしまい終えるとAは巻物をしまって立ち上がる。
そしてまた本を開いて歩き出した。
気配を消して皆の話す場所へ行く。
そっと近づいたAは少し離れた木の根本に腰を下ろした。
カカシやタズナ達は気づいていないように話している。
いや、もしかしたら気づいていないのかもしれない。
上忍のカカシが気づかないAの気配。
これのせいでAは襲われなかったのだろうか...
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五十嵐藍(プロフ) - Ｍ．Ｆさん» コメントレスありがとうございます!!頑張ってください!!応援しています!!(=^ェ^=) (2016年3月18日 13時) (
レス) id: 7dadf02be3 (このIDを非表示/違反報告)
Ｍ．Ｆ(プロフ) - 五十嵐藍さん» レスが遅くなりすいません(´･_･`)読んでいただきありがとうございます！！更新頑張ります（≧∇≦） (2016年3月18日 8時) (レス) id: 1f5def0ab0 (このIDを非表示/違反報告)
五十嵐藍(プロフ) - 初めまして、五十嵐藍ですを!!作品見ましたを!!すべてを知る者第一章創成期、第二章 自来也 ミナトとの出会い、第三章 ナルトとの出会い これから、この物語が、どうなっていくのか楽しみです!!大変だと思うほど更新ファイト〜だを!! (2016年2月24日 0時) (レス) id: 7dadf02be3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ｍ．Ｆ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org／u.php／hp／motyo
作成日時：2016年2月11日 15時
