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そんな思いがわかったのか、はぁとまたもやため息をつく陛下。

すると陛下はいきなりわたしの手を引っ張りそのまま陛下の膝に座らせた。


相変わらずの軽やかな早技にわたしは感激してしまった。

(なんという手慣れてる感!!)


「ねぇ、夕鈴…聞いてる?」


そんな声がふと聴こえて、「はい!?」と返してしまった。

「だから……我が妃から私に口移しで薬を飲ませてはくれないのか?」

「えっ?」



普段言わないような(言うかもしれないけど!)言葉にわたしの頭はパニクる。

陛下のテンションが妙におかしい。


「なに言ってるんですか!!自分で飲んでください!」

「………冗談だよ」



その間はなんだ、と思いつつ絶対冗談じゃなかったと白い目で陛下を見る。



陛下はわたしをゆっくり降ろし、向かい席に座らせた。

視線に気づいたのか気づかなかったのか、風邪薬を飲む陛下。


「ゴクッ」と薬を飲み込む音がした瞬間、おかしなことが起こった。

これは夢だ。現実なんかじゃない、絶対に。


おかしすぎるでしょ!


椅子の上に座っていたのは、まだ5歳も満たない…男の子だった。

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雪音 - まるさん» まるさん、教えてくださりありがとうございます!オリジナルフラグはちゃんと外しましたのでご安心ください。 (2018年10月15日 18時) (レス) id: de2f758063 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年10月15日 18時) (レス) id: 12fa79417c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪音 | 作成日時:2018年10月15日 18時

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