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※匂わせ描写あります。
苦手な方は自衛お願いします
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Aside

人は、自分は無力だと。
そう自覚した時、本当にすべてがどうでも良くなった

服を脱がされ、触れられる。

裕翔とそういうことはした事がなかったから、
何をされるのかも分からなかった。

ただ、どうでもいいと思ったから抵抗もせず
されるがままにされていた。


その時だった


??「おい、やめろ!」



『…ぇ、だれ』



上から人が降ってくるなんてアニメみたいなことが起こった。


瞬きする間に男はその人に捕まえられていて、
私は一度手放した恐怖心に襲われた



『っ…ひ、、はぁっ……はぁっ、』



嫌だ、怖い、来ないで、誰も私に近付かないで

何も、しないで。


??「大丈夫か?ここでは寒いだろう。1度私についてきてくれ」



『え…あっ、、や……こな、いで』



??「大丈夫だ、私は福地桜痴。猟犬だ」



『りょう、けん』


私でも知っていた組織。猟犬

恐怖心を覚えながらも、ここよりはいいと思い
その人、今の隊長でもある福地桜痴さんに着いて行った


.


『ここまでが、事件の概要です……今でも、怖いです。路地が、狭い道が。

忘れたい記憶なのに、鮮明に…覚えてます。』



条野「Aさん、1回深呼吸しましょう。呼吸が荒くなっています。」



『っ……はぁっ、ふぅ…すーっ、、はぁー』


自分が自覚していないだけで、
どうやら過呼吸になりかけていたらしい。


『採菊さんの、知りたいことは、知れましたか?』



条野「はい、ありがとうございました。…なにも知らずに話せと強要してしまってすみません」



『! そんな、言われて自分で話すと決めたのは私ですから……』



条野「でも、思い返すだけで過呼吸になってしまう、それほどに心に傷を負っているということです」



『そ、れは…』



条野「Aさん、一度落ち着いてください。
それからもう1回話させて欲しいです。

次は私から、Aさんに」



採菊さんはいつもの様な顔ではなく、こちらをしんけんな表情で見つめていた。

そんな顔で見つめられては、私も断れはしない



『分かりました。少し、時間をください。』



私はそう言って、しばらく心を落ち着けることにした。

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しゅあ(プロフ) - lokilokiさん» コメントありがとうございます!凄く嬉しいです*ˊᵕˋ* これからも是非この作品お願いいたします! (3月16日 6時) (レス) id: d9ff4faa7c (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (3月14日 22時) (レス) id: 6e53b86b4a (このIDを非表示/違反報告)
しゅあ(プロフ) - 黒蜜おもちさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです。これからもこの作品をよろしくお願いします! (10月31日 18時) (レス) id: d9ff4faa7c (このIDを非表示/違反報告)
黒蜜おもち - この作品大好きです (10月31日 17時) (レス) @page20 id: 5bb5d0d984 (このIDを非表示/違反報告)
しゅあ(プロフ) - 桜餅だよさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです。これからもよろしくお願いします! (7月26日 20時) (レス) id: d9ff4faa7c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しゅあ | 作成日時:2023年6月25日 22時

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