悔しい ページ37
貴方side
つい言ってしまった言葉に気づいた頃には遅くて
弾「悪かった」
弾くんの背中が遠くなって行った。もう戻らないかのように
あすか「あ……」
「……仲町先生……」
あすか「やっぱり覚えててくれたんだ……」
「まぁ……」
あすか「あのこんなことAさんにお願いするべきでは無いと思うけど、佐神くんやブルームに会わせてくれないかな!?!?」
「あって…どうするんですか?」
あすか「話したいことあるし…私もなにがなんだかわかってないし、!」
「仲町先生は芸能界を舐めてるんですか…?」
あすか「え?」
「私は高校から芸能界に入って今では歌姫って言って貰えるほどですが、スキャンダルも0で保ってます。それはどれだけ難しいことか。スキャンダルになってしまった人のこれからがどんなに苦しいか。仲町先生には分からない。この業界を知らなすぎる」
あすか「でも…」
「私は…あなたに時間を奪われました」
「弾くんと音楽室で歌う時間を。でも、奪われたって言うのは言い訳で弾くんに惚れてたけどそれから逃げたくもなったんです。あなたに嫉妬しまくってました」
「でも残ったのは虚しさだった。私も弾くんもこれからなんです。私は仲町先生が弾くんを好きなら別にいいです」
「ただ、気をつけてください!!!!お幸せに!!」
いい逃げかもしれないけど。それでもいい。
ただ遠く行きたくて。見たくなくて。
外に出た時に座り込んで泣いてしまった
「ふっ……うぅ……泣」
?「大丈夫だよ」
なんで私が泣いてる時に駆けつけてくるのはいつも
巧なの。
巧「大丈夫。大丈夫。」
「すきだったの…泣」
「だぁ……いすきだっ…た」
巧「うん。しってる」
「離れないで…ほしかった」
巧「うん」
巧side
大丈夫。大丈夫。うん。としかいえなくて。
彼女の言葉が痛かった
443人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ありす - 完結おめでとうございます!それとお疲れ様です^_^毎回お話を楽しみにしていたので、ここのお話がなくなるのは寂しいです( ; ; ) (2022年12月14日 22時) (レス) id: fe7f9a121a (このIDを非表示/違反報告)
TUGUMI(プロフ) - 完結おめでとうございます!!とっても素敵なお話でした!また8LOOMのお話は書きますか?? (2022年12月14日 22時) (レス) @page47 id: 4f8970cd47 (このIDを非表示/違反報告)
真奈美 - 毎回ドキドキで読んでます!更新楽しみにしております☺️ (2022年12月11日 14時) (レス) id: ab578942b3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:一重 | 作成日時:2022年12月9日 15時