ワンコな黄瀬くんは夫であり2児のパパとなりました【黄瀬涼太】

男の子or女の子 ページ2

この前、結婚式を終えたがまだ余韻に浸る犬がうちに一匹…。いや、一人。
「Aっちー好きー！大好きっスよー！」
ぎゅーっとされるのは日常茶飯事なので気にしない事にしていたが…。
たまに、うざくなって放っておけば拗ねる…誰だ。こんな奴と結婚したのは……私だった。
また、蹴って記憶喪失にさせてやろうか…
いや、あれから何回か蹴ったが効果なかったな…。
「そうだ！Aっち！」
『んー？』
趣味の料理本に目を落としていたらサラッと言いやがった。
「ところで、男の子と女の子どっちがいいっスか？」
『ぶはっ！？ごほっ！ごほっ！』
飲んでたコーヒー返せ！
『真昼間から、なんて事言うんだ。』
「え？あぁ…犬の話っスよ？まぁ、Aっちとの子供なら女の子希望っスけど！(｀・ω・´)」
『っ〜！紛らわしい！あと、犬なら犬って言え！顔文字うざい！』
料理本で叩いておいたら幸せとか言われた…
誰か、この惚気た犬をどうにかしてくれ。
『っつか、犬が犬を飼うのか？』
「俺は、犬じゃないっス！」
そう、泣きながら抱きつかれること30分…
涼太は眠り←子供かっ！
持っていた犬の本を見ると何個か候補があるよう
だった。
けど、私は既に心の中では決めていた初めてこいつに会った時に感じたゴールデンレトリバーを飼う事を決めていた。
なんて…こいつに言ったら俺、犬のイメージしかないんスか！？なんて言われるだろうからやめておく。
ただ…少しばかり賑やかな家庭にはなりそうだと思った。

犬が犬選び→←家族構成！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す