え。/伊東歌詞太郎 ページ16
貴方side
「え。」
歌「今までありがとね。」
「いや、ちょっちょっちょっと待ってください!!!」
思わず歌詞太郎さんの腕をつかむ。
歌「おっ、ととっ」
「なんで今日言うんですか!!!」
お世話になった隣人の歌詞太郎さんが明日引っ越すという。
やだよ。
まだ想いも伝えてないのに。
、
、
、
歌詞太郎さんとの出会いは一年半前。
私がここのマンションに越してきた時
第一印象は茶髪と長身。
それと足の長さ。
「は、はじめまして。隣に越してきました。Aと申します。」
歌「あ、今日でしたっけ!!
はじめまして。伊東歌詞太郎と申します!
よろしくね」
嗚呼、この笑顔におちたんだよ。
貴方の事が好きになったのよ。
、
それからすっごく仲良くなれて
週一で会えるようになって
すごくちかくなって
、
、
なのに
どうして引っ越しちゃうんですか。
どうしてだまってたんですか。
仲良くなれたって思ってたのは私だけだったんですか。
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