開戦 ページ2
初めてヴィルさんに会ったのは入学してから1ヶ月経った頃だった
入学式では人が多くて見ることが出来なかったからだ
その日はたまたまヴィルさんと同じ授業だった
その授業はずっとヴィルさんにバレないように見つめていた
授業が終わり、ヴィルさんが居なくなる前に、と
あまりの美しさに私は直接言ってしまった
『綺麗なお顔ですね…』
初対面の人にいきなりそんなことを言ってしまった自分が恐ろしい
でもヴィルさんは少し笑いながら
ヴ｢あら、そんなの当たり前でしょう？
あなたは、特待生のAだったかしら。｣
そういった。こんな綺麗な人が私の事知ってくれてるんだ…
そう思ってにやけそうになった時
ヴ｢どこのコジャガよ。肌の手入れがなってない。髪だってボサボサじゃない
そんな事じゃ女が廃るでしょ｣
そう言われ、
それから1時間にわたる罵倒が始まった
ヴ｢こんな所かしら。｣
『は、はひぃ……』
おっかないひとだ〜
ちょっと苦手かもしれないなってそう思った時だった
ヴ｢……まぁでも、元は悪くないわね。綺麗な目と髪の色、アタシは気に入ったわ｣
人差し指を口元に持っていき、いたずらに笑った
多分この時に好きになってしまったんだと思う
『わ、わたし、あなたに認めて貰えるようにがんばりますっ！！』
あんなこと言われてトキめかない女なんている？
そこからは今までの自分が嘘みたいに美容に気を使った。
男子校に入ったせいもあって自分が女だと思うことが少なくなりかけていたが、
普通の女の子になれたような気がしてとても楽しかった
私的にはだいぶ頑張ったし、それなりに今の自分は可愛いんじゃないかなと思っている
実際、月2くらいで告白もされる
もちろん断るけど。
ヴィルさん一筋だからね
でもその肝心のヴィルさんには未だに認められないまま、1年が過ぎ、私は高校2年生となった
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ゆりか(プロフ) - 祥乃さん» 嬉しいお言葉です涙 頑張らせていただきます！ (2020年9月23日 7時) (
レス) id: bb631b7159 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりか(プロフ) - 名無し56039号さん» ありがとうございます涙 ご期待に添えるよう頑張ります！ (2020年9月23日 7時) (レス) id: bb631b7159 (このIDを非表示/違反報告)
祥乃(プロフ) - ヴィル様もこの小説もすごく素敵です…！応援してます！ (2020年7月22日 22時) (レス) id: b7d67b146b (このIDを非表示/違反報告)
名無し56039号(プロフ) - こんばんわ！とっても面白いです！ヴィル落ちの小説少なくてショックだったんですけど、この小説に逢えて嬉しいです！！更新頑張ってください！ (2020年7月20日 0時) (レス) id: f94faaa2fc (このIDを非表示/違反報告)
ゆりか(プロフ) - ジアンさん» �［参鬚靴泙靴拭�ありがとうございます！ (2020年7月1日 11時) (レス) id: bb631b7159 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆりか | 作成日時：2020年6月25日 14時
