うちの学園は怪物を倒す為に訓練される所でした。【歌い手】《nqrse》

46組 ページ49

運良く5月の初めに実習が始まった。




そして、夜になって一時的な拠点に戻ってきています。

拠点はその場所の周辺の怪物を狩れたらまた、別の場所に移すって感じ。






ﾎﾞﾌｯ




な「あー疲れた！」




成瀬くんがそう言いながら寝袋の上にダイブする。




『寝袋の上だとほぼ床にダイブしてるようなもんだよ？』




な「いいもん、それで！」




り「ふふ、2人ともいちゃつかないでくださいよ！」






あ、えっとこの子は新しい生徒会の一ノ瀬りょうくん！


みんな気づいた通り、彼方先輩の弟さんです。






おっとりしてる部分は似てるかな〜。







『それにしても、生徒会のテント豪華になったねぇ』




り「普通のテントとちがうんですか？」




な「普通のやつは2人用テントで、明かりもランタンだけなんだけど、生徒会のやつは3人用テントが3つ支給されて明かりもちゃんと上についてるってとこかな」





り「へぇーそんなに違うんですね！」






『そーなんだよねーw』



な「そらるさんとか毎回3人用テントを独り占めしそうな勢いで寝てたらしいよw」




り「あー、兄なら有り得ますww」





しばらくして3人で話していると……




先生「お前らーもう寝ろよ？明日は寝れないんだからな」




『おけまる、田中っち』



先生「先生を田中っちと呼ぶな！」



※田中っちとは1話くらいに出てくる担任の先生である！３年間一緒でした。




な「おやすみ田中っち」


り「おやすみなさい田中っち先生」



先生「お前らノリいいなw」





『あはは笑』



先生「あ、そういえば、成瀬といちゃつくんじゃねぇぞ(小声)」




『へ！？/////』




先生「それじゃーなー」




そう言って先生はそそくさとテントを出ていく。




な「どーした？顔真っ赤w」




『あ、いやちょっと……//』




ﾄｻｯ




成瀬くんは私を寝袋の上に押し倒した。

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