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戻ったらナッシュだけ誰かに呼ばれたので俺は大丈夫だと言って行かせた

ここで座って休んでれば良いか

俺は椅子に腰掛けて一息つく

疲れた…

ヒールとか履いた事無いから足が…

あ、ナッシュがコネ作ってる〜

コネは大切だからな

持っておいて損はないだろう

そんな事をボーッとナッシュを見ながら思っていたら声をかけられた

しかも日本語


「休憩ですか?」

貴「ええ、少し疲れてしまって。それにしても驚きました、日本語がとても上手いのですね」

「ああ、以前留学していたもので。でも留学して良かった、貴方のような綺麗な方と話せる」

貴「綺麗だなんて…」

「ご謙遜なさらず。貴方はあの方の恋人なんですか?」

貴「そうです。私の恋人、かっこいいでしょう?」

「お顔も整ってらっしゃる方ですし、聞いた話では頭脳明晰だとか。とても出来る方のようですね。しかし…」

貴「しかし?」

「堅く礼儀正しいだけの方なんて退屈ではありませんか?良ければ僕がお相手しましょう」

貴「いいえ、結構です。あの方といて退屈だと思った事はありません」

「そう仰らずに」

貴「きゃあっ」


俺は手首を壁に押さえつけられた

うわー、つーかそれよりも我ながら「きゃあっ」とか気持ち悪い

ナッシュを堅くて礼儀正しいだけとか…騙されてるよ〜

…どうしようかな

この辺にあまり人はいないし殴り飛ばしても良いけど見られてたら困るしなぁ

つーかナッシュ何処行った

ナンパされてるよ〜〜助けて〜


「そんなに怯えた顔なさらなくても良いじゃないですか」

貴「は、離してください!」

ナ「あの」

「あ?…ああ、恋人さんじゃないですか。助けにでも来たんですか?」

ナ「その方は僕の大切な人です。離して頂けませんか?」

「嫌だね。この女だってお前とじゃ退屈だって…」

ナ「離せと言ったんだが?」


ナッシュは置いた手を男の肩にめり込むくらい握った

顔こっわ

男は悲鳴をあげ、俺の手を離してさっさと逃げて行った


貴「あの野郎…痕つくくらい握りやがって」

ナ「大丈夫だったか?」

貴「慣れてるから別に平気。それよりコネは作れた?」

ナ「まあ…それなりにはな。あんな親父共よりお前といれば良かった。あの男に何もされてないだろうな」

貴「大丈夫、ナッシュがすぐ来てくれたから」

ナ「なら良かった」

貴「……ねぇ、貴方と結婚したがってる女性の方々が見てるわよ」

ナ「…本当だ」

貴「お相手しなくて宜しいの?」

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碧夜叉 - 優希♪さん» ありがとうございますー!励みになります! (2017年5月24日 22時) (レス) id: fa67c2696c (このIDを非表示/違反報告)
優希♪(プロフ) - 碧夜叉さん» はい!すごく楽しみにしてます! (2017年5月24日 7時) (レス) id: eb5121b4a2 (このIDを非表示/違反報告)
碧夜叉 - 優希♪さん» 詳しく感想をいただけて嬉しいです!ありがとうございます!これからも更新頑張りますね! (2017年5月24日 7時) (レス) id: fa67c2696c (このIDを非表示/違反報告)
優希♪(プロフ) - 夢主ちゃん、もう無自覚でナッシュの事を異性として好きになってる感じしますね。それか認めたくないだけでしょうか? これからどんな風に話が展開されていくのか楽しみにしてます。 更新頑張ってください♪ (2017年5月23日 8時) (レス) id: eb5121b4a2 (このIDを非表示/違反報告)
碧夜叉 - あずま真太郎さん» 沢山更新出来るように心掛けています!ありがとうございます、これからも頑張らせて頂きます! (2017年5月14日 23時) (レス) id: fa67c2696c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:碧夜叉 | 作成日時:2017年4月22日 1時

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