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ナッシュ視点
……寝てる
コイツ、自分に惚れてる奴の前で無防備すぎねぇ？
まあここで手出したら殺されるだろうからやらないけど
でも今日は胸潰してないんだな
モロに当たってる
生殺しかよ…
本当に頭痛が酷かったんだろうな
低気圧で偏頭痛が起こる奴なんて周りにいなかったからよく分からないが
俺は右手で保冷剤を持って頭に当ててやっている
すやすやと眠る顔は何処か幼い
可愛い
あ、そうだ
身体を好きに出来ないのも暇なのでケータイを取り出した
内カメラにして保冷剤は映らないように写真を撮った
そしてシュウに「抱いた」というメッセージとその画像を送ってみた
そろそろ高校も終わるだろうし、どんな反応するか楽しみだな
返信するだろうか？と暫く画面を眺めていたら「既読」と文字がついた
しかしいくら待っても返信はない
さすがに冗談だと気付かれたか
まあ無理もないな
そう思っていたら不意に玄関がバタンッ‼と音を立てた
驚いてそちらを見るとリビングの扉も勢い良く開いた
虹「ナッシュ‼」
ナ「…顔怖ぇぞお前」
虹「当たり前だろ⁈Aの事抱いたって何だよあれ⁈A何処だ‼」
ナ「ここにいるから静かにしろ。起きるだろ」
虹「何で寝て…まさかお前ここでヤったのか？」
ナ「んなわけねーだろ？冗談だよ冗談。手出してねーから安心しろ」
虹「っとにお前は‼焦っただろ⁉」
ナ「そんなびしょ濡れで慌てすぎだろ」
虹「うわっAに怒られる」
ナ「床も拭けよ？」
虹「分かってるよ。つーか何でいんだお前…それにその状況…」
ナ「俺が傘盗られてずぶ濡れで駆け込んだ。あとお前の服借りたからな」
虹「いや、それは良いんだけどよ」
ナ「で、Aが具合悪いらしいから抱き込んで寝れば？っつったら寝た」
虹「は〜〜…そういう事か…警戒心無さすぎるだろ…」
ナ「それは思った」
虹「…とりあえずシャワー浴びてくる。Aに手出すなよ」
ナ「出さねーよ」
それからシュウは床を拭いてシャワーを浴びに行った
少しして着替えたシュウがまたリビングに戻ってきた
Aはまだ起きる気配はない
多分俺が来なかったら寝るつもりだったんだろう
それなら押し掛けてしまった分、寝かせてやろうと思った
いつから俺はこんなに優しくなったんだか
まあ多分A限定だろうがな
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匿名 - 一人称が俺とかかなり萎えますね (2017年9月17日 23時) (
レス) id: f7bd0c1b2b (このIDを非表示/違反報告)
てんてー(プロフ) - 待ってたよナッシュー！！ (2017年5月30日 19時) (レス) id: 88afc1eabe (このIDを非表示/違反報告)
碧夜叉 - 白雪さん» 教えてくださりありがとうございました！ (2017年4月22日 22時) (レス) id: 5ccf01eb88 (このIDを非表示/違反報告)
白雪 - お役に立ててよかったです。 (2017年4月22日 17時) (レス) id: 5f8d813057 (このIDを非表示/違反報告)
碧夜叉 - 夜桜さん» ナッシュめちゃくちゃかっこいいですよね！ありがとうございます！頑張ります！ (2017年4月22日 1時) (レス) id: 5ccf01eb88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碧夜叉 | 作成日時：2017年4月3日 16時
