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暫く横になって休んでいたら大分楽になった

起き上がれるようになったので少し身体を起こしてみる


ナ「もう大丈夫か?」

貴「ん、もう平気…ありがと…」

ナ「……顔色悪いぞ」

貴「まあ…まだちょっと具合悪いから」

ナ「それならもう少し休んでいろ。まだシュウも帰って来てないんだろう?」

貴「そう…だな。それに鍵か無いから家に入れないんだ…シュウ兄が帰る頃までいてもいいか…?」

ナ「ああ。今日は用事も特に無いしいくらでもいていい」

貴「ありがとう」

ナ「お前もこのアプリ入れた方が良いんじゃないか?1人でいる時ひどいだろう」

貴「……入れ方分かんねぇから入れてくれ」

ナ「…マジか……」


俺はケータイを渡してアプリを入れてもらった

設定してみようと思ったが何が何やら全く分からない

言語を設定するのはどうすればいいんだ?

えっと…


ナ「貸せ」

貴「お願いします…」


金髪野郎は慣れた手つきで設定してくれた

結構良い奴なのかもしれない

設定し終わったのか俺にスマホを返してくれた


ナ「ここのアプリをタップして、ここを押せば翻訳されて会話出来る」

貴「おぉ…!すげぇなこれ!ありがと!」

ナ「別にそれくらい大したことじゃ無い」

貴「俺、機械音痴だから使いこなせなくて」

ナ「だからか…」

貴「…今更だけどお前の名前は?」

ナ「てっきり知ってるのかと思っていたんだが…ナッシュ・ゴールド・Jr.だ」

貴「Mr.ゴールドでいいか?」

ナ「ナッシュでいい」

貴「じゃあナッシュ。これからよろしくな」

ナ「ああ。それにしても随分警戒心が薄れたじゃねーか」

貴「完全に警戒していない訳じゃない。でもまあ…そこらの身体目当ての野郎とは違うと思ったから」

ナ「分かってもらえて何よりだ」

貴「あ…そうだ。薬飲まないと…バック取ってくれ」


バックを取ってもらい、中を漁って薬を持ち歩いているケースを取り出そうと思った

…?薬が入ってない

何故だ…何処にも出したりしてな……いや、日本に行った時のバックに入れっぱなしか?

…くそ、忘れてた


ナ「薬飲むなら水いるか?」

貴「いや…取ってもらって悪いんだが薬を家に忘れて来たからいい」

ナ「…無くてもいいのか?」

貴「うーん…まあ大丈夫だろ。ずっと家に帰れない訳でもないし」

ナ「俺が帰さないつもりだったらどうするんだよ」

貴「……帰してくんねーの?」

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匿名 - 一人称が俺とかかなり萎えますね (2017年9月17日 23時) (レス) id: f7bd0c1b2b (このIDを非表示/違反報告)
てんてー(プロフ) - 待ってたよナッシュー!! (2017年5月30日 19時) (レス) id: 88afc1eabe (このIDを非表示/違反報告)
碧夜叉 - 白雪さん» 教えてくださりありがとうございました! (2017年4月22日 22時) (レス) id: 5ccf01eb88 (このIDを非表示/違反報告)
白雪 - お役に立ててよかったです。 (2017年4月22日 17時) (レス) id: 5f8d813057 (このIDを非表示/違反報告)
碧夜叉 - 夜桜さん» ナッシュめちゃくちゃかっこいいですよね!ありがとうございます!頑張ります! (2017年4月22日 1時) (レス) id: 5ccf01eb88 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:碧夜叉 | 作成日時:2017年4月3日 16時

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