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………うう、頭痛………
ほとんど昨日の記憶は残ってないな…
どうやらフロアでそのまま寝てしまっていたらしく、周りを見渡すとナワーブ・ピアソンさん・イライしか残っていなかった。
…もうすぐ9時。
今朝だけは5時起きだけ勘弁してほしい。あの人は5時に起きているのだろうが。
「…おい、君たち起きなさ〜い」
「ん、…まだ、もーちょっと寝させて」
「だめ、起きてナワーブ」
ゆさゆさと体をゆらすと10分くらいしてようやく体を起こしてくれた。まあトイレに直行したのだが。
「………○○、俺も起こして」
「イライ起きてんじゃん…ほら、身支度身支度」
「○○が起こしてくれないと起きない」
…子供かｯｯ！！！！！！
イライは諦めて放っておいて、とりあえず自分だけでも髪を整えたり顔を洗ったりとしゃんとしておいた。
今日の試合は午前に1回だけか。
急いで歯を磨くと、横からにゅっとナワーブが現れた。
「うええ…気持ちわりぃ、○○は大丈夫か？」
「生憎私は鋼の体のようでして」
「まあ○○は女じゃないもんな！」
「何お前朝から喧嘩売ってんのかぁ？」
ただの悪口を吐いて颯爽とどこかに行くナワーブを見て、なんだコイツと改めて思った。
…とか言ってたらもう試合の時間だ。
今回の試合のメンツは、イソップ君・ヘレナ・ピアソンさん。
ピアソンさんとかちゃんと試合出てくれるのかなぁ…
ゲート前に集まるともうすでにイソップ君とヘレナは来ていて、やはりピアソンさんは遅れてくる、ということだった。
「おはよ！ヘレナ！イソップ君！」
「○○！おはよ〜！」
「…………お、おはよ、うございます」
少し顔を赤くして言うイソップ君に問いかける。
「…どしたの？熱でもある？」
「あ、えっと…ちが…そ、の、昨日のこと覚えてますか？」
「ああ、飲み会のこと？…ぜんっぜんなーんにも」
それなら良かったと安堵して胸を下ろすイソップ君をみて、ヘレナは終始ニヤニヤしていた。
なんかあったっけな、昨日…
「おええええｯ…うぅ、お、おはよう」
「あ、おはよピアソンさん」
嗚咽を漏らしながら寄りかかってくるピアソンさんを可哀想にと思いながらハンターの用意を待った。
「……あ、あの、○○さん」
「イソップ君？どった？」
「絶対守りますから」
…やだイケメン。
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めんへらうさぎ(プロフ) - 今日初めて読んだのですが、すっごく好きです……。奥手なナワーブくん可愛すぎるし、ちょいちょいとおちょくってくるイライくんも可愛かったです…！イソペも可愛くて、とてもいい作品をありがとうございました(＞＜) (2019年7月16日 22時) (
レス) id: 9158c232db (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - 名前変えても○○になってます… (2019年6月18日 21時) (レス) id: 1ac6299c65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：5号機ちゃん | 作成日時：2019年6月14日 22時
