運命の車輪＿�� ページ32
ところが、目の前には車一つ潰せるような大きなトラックが正面を走っていた。
ポルナレフ「トラック！？」
アン「ぶっ、ぶつかる！」
膝に座るアンを強く抱き締めて目を閉じ顔を下に俯かせる。
何かがぶつかるような固くて鈍い音がしたと思えば、次に車体が大きく跳ね上がり地面に落ちた。
なんとかトラックと正面衝突は避けられたため、Aは大きく息を吸って「助かった…」と力が抜け、安堵していた。
A自体は目をつぶって顔を伏せていたのでよくはわからなかったが、承太郎のスタープラチナがトラックを殴り防いだらしい
トラックは殴ったところがグシャリと凹み横に倒れてしまった、全く無惨な有り様だ。
それでも相手方の運転手には怪我はないようだが、ただ車の故障に支障をきたしているようだ。
ジョセフ「さっきの車は何処じゃッ！」
承太郎は眉間にシワを寄せ真剣な表情で、
承太郎「どうやらそのまま走り去ったみてぇだぜ。どう思う？今の車の野郎『追手のスタンド使い』だと思うか？それともただの精神が捻じ曲がった悪質な難癖野郎だと思うか？」
と、全員に問いかけた。
それにいち早く反応したのは車の運転手のポルナレフだった
ポルナレフ「追っ手に決まってんだろ！」
と怒鳴るように言い放つ。
相当頭に来ていたようだ。
無理もないが、やはりポルナレフの性格上こういう事には敏感なのだろう。
それに対してのスタンド攻撃はなかった、と花京院くんが割って言葉を述べると、また皆は眉を寄せううんと考え込んだ。
Aはふと、倒れているトラックを指さした。きっとあれじゃもう走れないだろう。
『まあ…、どうなることかと思ったけど…承太郎、あのトラックはどうするの』
花京院「スタープラチナが殴ったせいでボロボロですよ」
と、言ったあと少々面倒そうに。
承太郎は帽子を深く被って、またいつもの言葉を続けた。
承太郎「無視しときゃいいんだよ」
そんな承太郎を見てアンは頬に手を添えて、うっとりと顔を赤くしていた。
アンちゃん、
こういうひとがタイプなのかな…
『とりあえず、どこかの休憩所にでも行って休みませんか？』
また、あの車に出会わないようにAはそう提案した。
皆それぞれ休息をと、その提案はすんなりと受け入れ、私達は再びパキスタン方面へと向かうことに決まった。
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勇者あああああ(プロフ) - xyzhonokaexweb@gmail.comさん» 分かりづらくて申し訳ないです！そういうことです！ (1月20日 8時) (
レス) id: 4108a0b193 (このIDを非表示/違反報告)
xyzhonokaexweb@gmail.com(プロフ) - ようは慣れ の部分はアブドゥルさんの台詞ではないでしょうか…？ (1月19日 21時) (レス) @page14 id: 815d9c0be1 (このIDを非表示/違反報告)
うぇるり(プロフ) - ミクひめさん» 突然コメントすいません(^^;、スタンドが見えないというのはアンのことではないでしょうか…？ (2016年12月30日 12時) (レス) id: c446077766 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうか(プロフ) - 前から読ませていただいてます！すごく面白くて続きが気になります！！これからも頑張ってください♪ (2016年11月21日 14時) (レス) id: c3a1b4202c (このIDを非表示/違反報告)
ミクひめ - あの、お話は非常に気になり面白いのですが１つ指摘しても宜しいでしょうか？勘違いでしたらスミマセン。最初の話によると夢主はスタンドを見ることは可能との事だったんですが、続きを見てからスタンドは見ることは出来ないと言われてるので、少し疑問に思いました。 (2016年8月9日 1時) (レス) id: 9820022a5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勇者あああああ | 作成日時：2015年5月5日 14時
