赤い車、再び ページ31
アン「それで１つ気になったんだけど、ここの数字が……」
アンが指さしたところには私の本来いた世界の年が記されていた。
承太郎もジョースターさんもアンが指さしたところを覗き込もうとしたが、
『あっ、ありがとうアンちゃん！わ、わたしっ貰っておくね！』
Aは咄嗟にアンの手から写真を取り上げると、またポケットの中にしまい込んだ。
なんとかみんなに見られずに済んだ、とAは心の底から安堵した。
Aの慌てた様子が今まで以上に伺えなかったのか、私以外みんなぽかんとAを不思議そうに見ていた。
わたしは本来この年の人間じゃない。
それもアンちゃんの1回り、または2回りも下かもしれないとうのに…
アンは小さくAの名前を不思議そうに呟いた丁度その瞬間、3.4回車のクラッションの音があたりに響いた。
ふと後ろを振り向くと、先程の赤い車がクラクションを鳴らしている
ジョセフ「さっきの車のようじゃな、ポルナレフ、急いでるようだから先に行かせてあげよう」
『あっ、でも…』
何か嫌な予感がする。
Aは彼の言葉を撤回しようとしたが、もう遅く、ポルナレフはすでにハンドルを回していた。
赤い車は車の前に出たが、
また先ほどと同じようにスピードを下げてきたのだ。
間近に迫った赤い車は砂埃をあげ、車のなかに砂埃が入ってくる。
ジョセフさんとアンちゃんは咳き込む
Aもブレザーの袖で鼻と口を覆った
ポルナレフ「どういうつもりだ？どんどん先行けよ…！」
ポルナレフさんは顔をしかめ、前の車を睨みつけた。
花京院「君がさっき荒っぽいことしたから怒ったんじゃあないんですか」
承太郎「運転手の顔は見たか？」
ポルナレフ「いや、窓が埃まみれで見えなかったぜ」
承太郎「お前もか、まさか…」
ジョセフ「気を付けろポルナレフ」
すると突然前の車の窓が開く。
なにか仕掛けてくるのかとAも前の車に見入ったが、ただクイクイっと合図を出しただけだった。
ポルナレフはその様子を見てぷふっと吹き出し言葉を続けた。
ポルナレフ「先に行けだとよ。どうやらテメーのボロさを思い出したらしいな、初めから大人しく後ろを走っていろや、イカレポンチが」
『ちゃっとポルナレフさん！そんな言い方…！もしかしたらなにか罠があるかもしれません！』
ポルナレフ「大丈夫だって、んなの！」
アクセルとハンドルを強く握り、ポルナレフは一気にスピードをあげた。
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勇者あああああ(プロフ) - xyzhonokaexweb@gmail.comさん» 分かりづらくて申し訳ないです！そういうことです！ (1月20日 8時) (
レス) id: 4108a0b193 (このIDを非表示/違反報告)
xyzhonokaexweb@gmail.com(プロフ) - ようは慣れ の部分はアブドゥルさんの台詞ではないでしょうか…？ (1月19日 21時) (レス) @page14 id: 815d9c0be1 (このIDを非表示/違反報告)
うぇるり(プロフ) - ミクひめさん» 突然コメントすいません(^^;、スタンドが見えないというのはアンのことではないでしょうか…？ (2016年12月30日 12時) (レス) id: c446077766 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうか(プロフ) - 前から読ませていただいてます！すごく面白くて続きが気になります！！これからも頑張ってください♪ (2016年11月21日 14時) (レス) id: c3a1b4202c (このIDを非表示/違反報告)
ミクひめ - あの、お話は非常に気になり面白いのですが１つ指摘しても宜しいでしょうか？勘違いでしたらスミマセン。最初の話によると夢主はスタンドを見ることは可能との事だったんですが、続きを見てからスタンドは見ることは出来ないと言われてるので、少し疑問に思いました。 (2016年8月9日 1時) (レス) id: 9820022a5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勇者あああああ | 作成日時：2015年5月5日 14時
