【オレカバトルcross仮面ライダーゴースト】オレカバトル 英雄の章ー最強フォーム大大大大大炸裂編！ー

第三百二話「怒れる音楽家」 ページ38

アデル「今はお前達と遊んでいる暇はない」
アデルはそう言うと、突撃してきたハロとアランを手刀で薙ぎ倒し、眼魔世界へ帰っていった
アラン「兄上…」
アランは立ち上がったが兄の姿はもういない
イゴール「実に興味深い」
陰に隠れているイゴールはボソリと呟いた

眼魔世界…
アデルは再度グレートアイの真下に立ち、触手を伸ばした。がしかし、グレートアイは触手を拒んだ
アデル「何故だ、何故力の根源と一つにならないのだ!!」
アデルは何度も試みたが、全て失敗した
眼魔空『あなたには足りない物があります。鍵は“天界騎士ハロウィンP“』
アデル「なんだと…?」
ガンマイザークライメットの言葉でアデルは驚いた

博麗神社…
クレイ「なんと仙人様にそっくりで…」
ナース「双子の兄弟はいますか!?」
ナースとクレイはイーディスを見て言った
イーディス「大変なことになった。アデルは今、ガンマイザーと一つになっておる」
イーディスは頭を抱えた
ハロ「ガンマイザーって、何者なんですか?」
イーディス「ガンマイザーは本来、力の根源を守護し、選ばれた者以外の人物がその力に容易に近づけなくするために私が作り上げた防衛装置じゃ。しかし…」
ハロ「アデルと一つになった、と言うことはアデルはその力の根源と一つになろうとしているのですか?」
イーディス「そうじゃ、その上本来持たなかった自我迄も目覚めておる…」
イーディスは更に困り果てた
イーディス「此の儘では世界は滅び行く運命を辿ってしまう…だが私には成すすべがない」
イーディスは諦めかけたその時…
ベートーベン眼魂がクレイの体に憑依した
ベートーベン『ジャジャジャジャーン!!』
クレイの姿は銀髪になり、指揮棒を手にしている姿になった
ベートーベン『何が世界が滅び行く運命だ!そんなのデタラメにすぎん!考えてみろ!ハロに至っては3回も!あいや4回も死の運命に直面した!しかし今彼はここで生きている!それが何よりの証拠だ!!』
ハロ「あのー…話についていk」
ベートーベン『お前なら運命を変えられる!絶対にだ!私には分かっておる!!』
ハロ「あいや其処迄は…」
ベートーベン『運命と戦え!激しい怒りを力に変えて!!』
ベートーベンはその言葉を残して、クレイの体から出た
全員「…」
クレイ「あれ?私は一体何を…」

―――――
【次回予告！】
クレイ「お兄様が2人!?」

兄「何だ…この痛みは!?」

アデル「お前には何がある。天界騎士ハロウィンP!」
次回！『アデル、再撃!!』

第三百三話「アデル、再撃!!」→←第三百一話「アデルVSイーディス」

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