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Aside
今日は本当に秘密の秘密
私は久しぶりにパジャマでは無く制服を着た
カバンには念の為の酸素吸入器を入れて病院を抜け
出した
外出許可がされてないけど、私はどうしても外に行
きたかった
だって今日は...
96「えっ...A!?!?」
ガラッと教室の扉を開けると、1番近くにいた96ち
ゃんがびっくりした顔でこちらに駆け寄ってきた
96「だ、大丈夫なの!?もう学校きて!」
ま「A〜〜〜!!!!来れるようになっだんだね
ぇえええええええ」
96「こらまふ!まふの鼻水Aにつくでしょ!ちゃ
んとちんしな!」
ま「ずびっ、A、待ってたよぉ!!」
腰に抱きついてくるまふの頭を撫でた
「もうこんなに元気!」
本当のことは言わないよ
だってこんなに喜んでいるんだから
予定よりちょっと早いかもしれないなんて言われた
ら
会いに行かないはずないでしょう
でも1番の理由はやっぱり
る「お、A来れるようになったんやね」
私の大好きな人の
「luzくん、お誕生日おめでとう!プレゼントは私と
の婚約!」
誕生日なんだ
る「はは、Aは変わらないな」
「もう!luzくん全くお見舞い来なくなっちゃったか
ら心配してたんだよ!」
る「...ごめんね、忙しくて」
ま「そう言えば学校も休んでたよね1週間くらい何か
あった?」
え、そうなんだ
じっとluzくんを見つめると
いつもの眉尻を下げて笑った
る「ううん、ちょっとね」
なんて言うから
色々想像してしまって
luzくんが遠くに行きそうで
luzくんの初めて見た日の事を思い出して胸騒ぎがし
た
だから
「luzくん!私との結婚考えて下さい!!!」
る「考えてるけど?」
「へっ?」
ま「え、ちょっ...!」
luzくんは私の顎に手を添えて自分の顔に近づけさせ
た
もちろんお互いの顔が近くなって唇が触れそうにな
る訳で
私はluzくんの整いすぎた顔面を間近で見たせいで頭
の中が真っ白
口をぱくぱくさせるしかなかった
る「はは、かわい」
「〜〜〜っ」
これは...反則だ!!!
放課後を迎えて、帰るのは病院だ
まだ帰りたくないな
まだ一緒にいたいなって
そう思ってluzくんの席を見たけど
もう既にluzくんの姿は無くて
私は走って教室を出た
ま「Aっ!話したいことがあって、」
そんな、まふの声は聞こえなかった
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ちょこ - この作品好きです!続き楽しみに待ってます!(´;ω;`) (2019年9月19日 14時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - 彩華さん» 読んで下さりありがとうございますっ!是非完結まで読んでいってください!泣かせます!(笑) (2019年8月30日 19時) (レス) id: 285b2a1083 (このIDを非表示/違反報告)
彩華 - なんだろう....もう、泣きました。....更新頑張ってください。 ヤバい、ホントに涙... (2019年8月30日 9時) (レス) id: e742c3b57e (このIDを非表示/違反報告)
おれんぢ(プロフ) - もう、なんか、泣きました…続きを切実に待ってます…(´;ω;`) (2019年7月29日 17時) (レス) id: 9de4de3d6f (このIDを非表示/違反報告)
らだ民 - もう泣きそうですね、、、、。私感動的なのに弱いけど続きが気になります。更新頑張ってください。 (2018年9月5日 15時) (レス) id: 503f452789 (このIDを非表示/違反報告)
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作者ホームページ:http:/// 作成日時:2018年8月23日 13時