検索窓
今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:20,133 hit

18 ページ19

Aside


今日は本当に秘密の秘密



私は久しぶりにパジャマでは無く制服を着た



カバンには念の為の酸素吸入器を入れて病院を抜け

出した



外出許可がされてないけど、私はどうしても外に行

きたかった



だって今日は...



96「えっ...A!?!?」



ガラッと教室の扉を開けると、1番近くにいた96ち

ゃんがびっくりした顔でこちらに駆け寄ってきた



96「だ、大丈夫なの!?もう学校きて!」



ま「A〜〜〜!!!!来れるようになっだんだね

ぇえええええええ」



96「こらまふ!まふの鼻水Aにつくでしょ!ちゃ

んとちんしな!」



ま「ずびっ、A、待ってたよぉ!!」



腰に抱きついてくるまふの頭を撫でた



「もうこんなに元気!」



本当のことは言わないよ



だってこんなに喜んでいるんだから



予定よりちょっと早いかもしれないなんて言われた





会いに行かないはずないでしょう



でも1番の理由はやっぱり



る「お、A来れるようになったんやね」



私の大好きな人の



「luzくん、お誕生日おめでとう!プレゼントは私と

の婚約!」



誕生日なんだ



る「はは、Aは変わらないな」



「もう!luzくん全くお見舞い来なくなっちゃったか

ら心配してたんだよ!」



る「...ごめんね、忙しくて」



ま「そう言えば学校も休んでたよね1週間くらい何か

あった?」



え、そうなんだ



じっとluzくんを見つめると



いつもの眉尻を下げて笑った



る「ううん、ちょっとね」



なんて言うから



色々想像してしまって



luzくんが遠くに行きそうで



luzくんの初めて見た日の事を思い出して胸騒ぎがし




だから



「luzくん!私との結婚考えて下さい!!!」



る「考えてるけど?」



「へっ?」



ま「え、ちょっ...!」



luzくんは私の顎に手を添えて自分の顔に近づけさせ




もちろんお互いの顔が近くなって唇が触れそうにな

る訳で



私はluzくんの整いすぎた顔面を間近で見たせいで頭

の中が真っ白


口をぱくぱくさせるしかなかった



る「はは、かわい」



「〜〜〜っ」



これは...反則だ!!!






放課後を迎えて、帰るのは病院だ



まだ帰りたくないな



まだ一緒にいたいなって



そう思ってluzくんの席を見たけど



もう既にluzくんの姿は無くて



私は走って教室を出た









ま「Aっ!話したいことがあって、」



そんな、まふの声は聞こえなかった

19→←17



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (45 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
85人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , luz , まふまふ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ちょこ - この作品好きです!続き楽しみに待ってます!(´;ω;`) (2019年9月19日 14時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - 彩華さん» 読んで下さりありがとうございますっ!是非完結まで読んでいってください!泣かせます!(笑) (2019年8月30日 19時) (レス) id: 285b2a1083 (このIDを非表示/違反報告)
彩華 - なんだろう....もう、泣きました。....更新頑張ってください。 ヤバい、ホントに涙... (2019年8月30日 9時) (レス) id: e742c3b57e (このIDを非表示/違反報告)
おれんぢ(プロフ) - もう、なんか、泣きました…続きを切実に待ってます…(´;ω;`) (2019年7月29日 17時) (レス) id: 9de4de3d6f (このIDを非表示/違反報告)
らだ民 - もう泣きそうですね、、、、。私感動的なのに弱いけど続きが気になります。更新頑張ってください。 (2018年9月5日 15時) (レス) id: 503f452789 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者ホームページ:http:///  作成日時:2018年8月23日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。