人生とかいう長い道を【sm】 (ページ25)

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※この先死ネタ含みます。ご注意ください。
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「なぁ、Aちゃん、俺な…ずっと好きやったんやで」

出会った頃からと続けた志麻くん。

じゃあいまは両思いってことじゃん。嬉しいな。

そして志麻くんは

「やから、俺と一緒に死んでや」
といった。

最初は何を言ってんのか分からなかったけど少しして頭がやっと理解してくれた。

「親にはもう頼れへんしバイトも出来へんし、お金も限りあるし俺らには、もう俺ら以外あらへんやん。」

私の答えは…

『いい案かもね』
その通りだと思ったから、ただそれだけ。

もう笑って済ませばいいとか思いたくないし。

苦しみって誰にもあるってそんなのわかってるけど

私たちはもう限界なんだ。

だから、もういいの。

「生きる意味になるとか言っといてかっこ悪いよな、ごめんな。」

『いいの。だってあの時そう言ってくれなかったら私ここに居ないし、一緒に死ぬことだって出来なかったもん。』

「優しいな。ありがとうほんまに」