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その仮面、危険 ページ35

− 百目鬼 −


目の前で繰り広げられる、壮絶な戦い

しかし........黒崎のあの成長の速さは何だ

死神の子だとしても、片親は人間なわけだ

素質........?

いや、どんな素質だよ

ただ、異常なんだ


黒崎「卍解!!!」


たった二晩で、卍解を習得してくるなんて

2人の刀がぶつかり合う度におこる爆風が

その威力を物語っていた


____だけどしばらくした時、異変は起きた


それは、黒崎が負けそうになった時だった


ゾワッ



雰囲気が突然変わった黒崎


そして、黒崎の顔には____仮面が現れていた


『は......?』


あれは間違いなく........虚の仮面

なんで黒崎が!?

あいつはこの間までただの霊感のある人間だったはずだ

どうなってんの

まさかこれも........惣右介が仕組んだってことか

いや、こんなイレギュラーな存在に手を回すなんて

私の頬を冷や汗が伝った

だとしたら考えられる原因は________


『!?』


すると黒崎?はこちらを向いた

その視線は、完全に私に向いていた

そして、ニヤリと笑った


『ッ!!逃げろ!!虎徹!!』


私は咄嗟に虎徹三席と距離を取った

が、それを分かっていたかのように黒崎が追いついてきた

速い........!!


黒崎?「なーんか不快だと思ったら........こんな所に“鬼”がいるたぁな!!

そりゃ不快なはずだぜ!!」


『!?』


こいつ........黒崎の意識を乗っ取ってるのか!?

これは、虚化実験じゃない。

じゃあ、惣右介の手によるものじゃないとしたら

一体こいつは........


『ウッ!!』


ソイツは私の足を地面に着く前に払い

体制を崩した私の首を掴んだ

そして、恨めしそうに私を睨み笑う


黒崎?「鬼の奴らにはとんだ目に遭わされたからなぁ、邪魔でしかたねぇよ。

........あ?てめぇ、中に何飼ってやがる」


やっぱり、分かるんだ


『ケダモノは、ケダモノの匂いを嗅ぎつけるんだね』


私がそう言うと、ソイツは顔を歪ませ

私を岩に投げつけた


『カハッ』


あー、吐血とか何年ぶりだろうか

歯磨きしたい。


黒崎?「そっから動くなよ、バケモノが」


いやいや、動きません

これ以上理不尽に手を出されても困ります

私は割れて変形した岩に寄りかかり、体制を保つ


さて、黒崎

早くその仮面何とかしないと

自分の人格を完全に失うよ


私には、どうすることも出来ない

私では、ソイツを殺してしまうからね


________お前諸共。

二人の間には→←異常事態と存在



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- すごく面白かったです!更新待ってます! (2019年5月30日 20時) (レス) id: 87e7c65eb8 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈 - 面白かったです 焦らず更新して下さい 待ってます (2019年4月6日 22時) (レス) id: 8fad14733d (このIDを非表示/違反報告)
絢兎(プロフ) - 続き楽しみにしています (2019年2月26日 14時) (レス) id: 48a49b3a4b (このIDを非表示/違反報告)
みー - 続き待ってるよ(^^) (2019年2月17日 7時) (レス) id: 26036033a5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:綺世 | 作成日時:2019年2月16日 15時

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