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全滅した首脳 ページ33

− 結城 −


結城「どういうこと........」


私は処刑が始まり出した頃

四十六室へ入る事に成功した

抑こんなに警備が甘いのは可笑しい

何があったに違いない



____だが次第は、予想の遥か上を行った



結城「四十六室が........全滅!?」


目の前に広がる、信じ難い光景

テーブルに付いた血に触れれば、ポロポロと落ちていった


結城「ここ数日に殺された訳じゃないって事だよね........これ」


じゃあ朽木の処刑は

四十六室を全滅させた犯人による嘘の命令

通りでおかしいはず

腹立たしいけど、6人の裁判官と40人の賢者と呼ばれる人達が

筋の通らない話をするわけが無い


結城「やっぱり........百目鬼隊長が言った通り.......」


藍染隊長の仕業?


「百目鬼隊長だって?」


結城「!!?」


その声には聞き覚えがあった

穏やかな、低音の声

振り返れば、居るはずのない人物


結城「藍染........隊長」


藍染「驚かせて悪かったね。

________それで、百目鬼隊長だって?」


その視線は、まるで鎖のように私を縛って離さない

動けない、目が逸らせない


【逃げろ】と、本能がそう言っていた


この人に、百目鬼隊長の事を言ってはいけない!!

私は藍染隊長に背を向け、瞬歩で逃げようとした

........が


藍染「どこへ行くつもりだい?僕の質問に答えて貰えるかな、結城四席」


肩を捕まれ、呆気なく失敗

そして、禍々しい霊圧が私を襲う

勝手に口が動く



____でも言ったら、百目鬼隊長がまた........



私は思い切り藍染隊長を突き飛ばした

予想打にしない行動に、藍染隊長はよろける


結城「縛道の六十一!!【六杖光牢】!!」


私は咄嗟に縛道を放つ


藍染「君は、Aの事になると必死だね」


結城「っ!!!?うぐっ!!」


私は後ろから誰かに蹴飛ばされ、壁に体を強打した

私を蹴飛ばしたのは........


結城「市丸........隊長........」


市丸「ごめんなぁ?ホントは女の子にこないなことしたぁ無いんやけど」


そう言いながら私に近付いてくる

いつもの、怖い笑顔で


市丸「ここへ来た、君が悪いんやで?」


視界が揺れて、立ち上がれない

意識も朦朧としている

それを見て、市丸隊長は刀を抜き


市丸「____」


結城「!!!?」


私に向かって、振り下ろした。


どんどん遠くなっていく意識


最期に聞こえたのは




____藍染「やはり、生きていたんだね、A」





隊長........______

異常事態と存在→←余裕の表情



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- すごく面白かったです!更新待ってます! (2019年5月30日 20時) (レス) id: 87e7c65eb8 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈 - 面白かったです 焦らず更新して下さい 待ってます (2019年4月6日 22時) (レス) id: 8fad14733d (このIDを非表示/違反報告)
絢兎(プロフ) - 続き楽しみにしています (2019年2月26日 14時) (レス) id: 48a49b3a4b (このIDを非表示/違反報告)
みー - 続き待ってるよ(^^) (2019年2月17日 7時) (レス) id: 26036033a5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:綺世 | 作成日時:2019年2月16日 15時

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