腐っても、瞬神 ページ24
− 四楓院 −
途中まで着いてきていたAの姿はいつの間にか無くなっていた
まあ、長い間さぼっておったつけじゃな
今はそんな事より、白哉坊の攻撃を阻止する方が優先じゃ
儂は白哉坊が始解する前に、その刀身に布を巻き付けた
浮竹「........あれは........」
白哉「貴様は........夜一!!!」
その場に居る全員が驚く
無理もない
儂も、100余年前居なくなった身じゃ
白哉「四楓院夜一」
儂の名を呼んだ、随分大きくなった少年
昔とは打って変わって、冷静........なのか?
白哉「久しく見ぬ顔だ。行方を眩ませて100余年........死んだとばかり思っていたが........」
黒崎「........夜一さん」
今度は後ろから名を呼ばれる
まあ、何を言い出すかは分かっておるがな
黒崎「助けに来てくれたんだろ?サンキューな
でも悪い、どいててくれ。
俺はそいつを、倒さなきゃならねえんだ」
........たわけが
四楓院「........倒す?おぬしが?あ奴を?
........愚か者」
儂は瞬歩で一護の腹部に近づき
薬を直接ぶち込む
ルキア「な........ッ!?」
黒崎「........な......何すんだ.....夜........い........」
そこで意識が無くなった一護を抱える
浮竹「........薬か。
【穿点】か【崩点】か、強力な麻酔系の何かを内臓に直接叩き込んだな」
流石、よく分かっとるやつじゃ
浮竹「........彼を治す気か、夜一」
白哉「治させると思うか
させぬ、兄はここから逃げることは出来ぬ」
四楓院「........ほう、大層な口を利くようになったの白哉坊........おぬしが鬼事で、儂に勝ったことが一度でもあったか?」
白哉「......ならば、試してみるか?」
さっき、冷静と言ったが
前言撤回
昔と変わっとらんわ
白哉の後ろに周り、一振り目をかわし
今度は浮竹の後方に逃げた
が、それに白哉坊は着いてきた
白哉「その程度の瞬歩で、逃れられると思ったか」
儂は一瞬、ほんの一瞬だけ焦ったが
どうやら、避ける必要も無いみたいじゃの
視界の端に写った麻色のローブの人物
そしてそやつは、一瞬で儂と白哉坊の間に現れ
白哉坊の刀を、自らの刀身で止めていた
その衝撃で、青い髪がはらりと舞った
全員「「!!?」」
儂は一人、ニヤリと笑った
四楓院「随分トロくなったのぉ........A」
儂がそう言うと、Aも笑った
『夜一さんが、速くなっただけですよ』
四楓院「そうかのぉ.....」
あとは頼むぞ、A
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彩 - すごく面白かったです!更新待ってます! (2019年5月30日 20時) (レス) id: 87e7c65eb8 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈 - 面白かったです 焦らず更新して下さい 待ってます (2019年4月6日 22時) (レス) id: 8fad14733d (このIDを非表示/違反報告)
絢兎(プロフ) - 続き楽しみにしています (2019年2月26日 14時) (レス) id: 48a49b3a4b (このIDを非表示/違反報告)
みー - 続き待ってるよ(^^) (2019年2月17日 7時) (レス) id: 26036033a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:綺世 | 作成日時:2019年2月16日 15時