頼まれた手合わせ ページ7
− 百目鬼 −
「隊長！！」
『……何事ですか、志波三席』
突然、呼ばれたと思えば
机の前にスライディング土下座をした隊士がいた
名は【志波 一心】
十番隊三席をやって貰っている
多分……歳上。←
一心「隊長、俺と勝負していただけませんか！？」
まただ
己を磨きたいと向上心があるのは結構なんだけど
いつもいつも、相手を私に頼むのはどうかと思う
おそらく、仕事もやって無いんだろうな……
私は筆を置いた
『一戦だけですからね』
私はそう言って立ち上がり
ふと彼の腰を見た
そこには、斬魄刀が挿してあった
……何か、見てもらいたいものでもあるのかな
私は木刀に伸ばしかけていた手を引き
自身の斬魄刀を手に取った
一心「っ！？」
『少し、遠出しましょう』
私はそう言って、羽織を靡かせた
❀✿
途中で喜助さんを拾って、私達は森を抜け
瀞霊廷の端の広場に来ていた
浦原「百目鬼隊長、こんな場所で何を？」
喜助さんが訝しげに問うた
『喜助さん、ここに厚い結界を張って貰えますか？』
浦原･一心「「え？」」
私は振り返りながら、斬魄刀を抜いた
それを見た喜助さんは慌ててその場から離れ
結界を張った
『水界誘う、標となれ＿＿＿＿【海彩月霞】』
そう唱えると、私の斬魄刀は始解した
深い青色の柄に、鍔は三日月の縁どり
そして、透き通った透明な刃に滴る水
流水系最強の斬魄刀、海彩月霞だ
一心「いきなりですね……！！」
『今回ばかりは、これくらいしないと命が脅かされそうなので』
私がそう言うと、志波三席は驚いた顔をした
『貴方の卍解、楽しみにしてます』
そう言って笑うと、志波三席も笑った
一心「燃えろ！＿＿＿＿【剡月】」
志波三席がそう唱えると
炎が舞った
一心「行くぜ……卍解！＿＿＿＿＿＿＿＿」
『っ！！！』
突如、志波三席の霊圧が上がるのを感じる
＿＿＿＿が、同時に霊力が大幅に減ったのを感じた
私は卍解が完成する前に、刀を振るった
刀から出た大量の水により、志波三席を纏い始めていた炎は姿を消した
一心「はぁ……はぁ……」
霊力を使い過ぎたせいか、志波三席は息を乱していた
あのまま続けていたら、霊力持っていかれてた
『喜助さん、もう大丈夫ですよ』
私がそう言うと、結界が解かれた
私は大の字に寝そべり落ち込む彼にに歩み寄り
頭のそばにしゃがんだ
『少し、休みましょう』
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雪華 - お願いあるんだけど良いですかな?narutoのキャラ×るろうに剣心の雪代巴の恋愛短編集を作って貰いますかな?巴は木葉隠れの忍びを設定で。 (2019年1月25日 17時) (
レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
綺世(プロフ) - みーさん» ありがとうございます！これからも、よろしくお願いします！ (2019年1月18日 23時) (レス) id: fd5968f422 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 続き待ってるよ(^^) (2019年1月16日 7時) (レス) id: 24c83282b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綺世 | 作成日時：2018年12月26日 23時
