画になる二人 ページ6
− 平子 −
平子「お、Aと副隊長やんけ。おはようさん」
珍しい事に、五番隊にAがやって来た
後ろには副隊長もおる
『おはようございます、マコさん』
結城「おはようございます!平子隊長」
Aの副隊長、結城はよぉー出来た副隊長や
挨拶もしっかりしとるし、気も利く
おまけにAをめっちゃ尊敬しとる
まあ、流石Aの部下ってところやな
A自体、総隊長にごっさしごかれたやろからな
そのせいか、十番隊は一番隊によぉー似とる
平子「珍しいな、お前から
『そうですかね?今日は惣右介に用があって』
《惣右介》
Aは惣右介の事を名前で呼ぶ数少ない奴や
俺を含め、多分二人だけやろな
藍染「A、来ていたんだね」
『丁度いい所に、惣右介に用があってね』
そう言って、Aは紙袋を差し出した
それを惣右介は不思議そうな顔をして受け取る
藍染「これは?」
『一ヶ月前に手拭い、血塗れにしちゃったからさ……やっと昨日、買いに行けたから』
藍染「そんなの、よかったのに」
『いや、こっちが気が済まないから貰ってよ』
藍染「悪いね、いただくよ」
仲良さげに話す二人
惣右介は、Aの前だと表情が緩む
あんな顔彼奴もするんやなぁと、思ったわ
結城「なんか、画になりますね」
いつの間にか隣にいた結城
微笑んで、Aと惣右介を見とる
平子「せやな」
惣右介は確かに中々のイケメンやと思うし
Aは瀞霊廷内にも稀に見る美女や
美男美女が話しとったら、そりゃ画にもなるわな
____せやけど、俺は心配やねん
結城「?どうされました、平子隊長」
俺の顔が一瞬曇ったのを、此奴は見逃さへんかった
よぉー気付く奴やなァ
平子「いーや、羨ましなぁと思うただけや」
結城「平子隊長も、負けてませんよ?」
平子「阿呆、負けてへんどころか完勝や」
結城「じゃあ何で羨ましがってるんですか!」
結城のナイスツッコミに暫し笑っていると
いつの間にかA達の話は終わってた
『マコさん、お邪魔しました。水鳥』
結城「はい!失礼します!」
十番隊の二人を俺たちは見送る
____A、気ぃ付けや
________惣右介にはな
去っていく後ろ姿に、そう忠告した
____________
平子「お前、ホンマにA好きやな」
藍染「隊長も例外じゃ無いでしょう」
平子「……阿呆。」
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雪華 - お願いあるんだけど良いですかな?narutoのキャラ×るろうに剣心の雪代巴の恋愛短編集を作って貰いますかな?巴は木葉隠れの忍びを設定で。 (2019年1月25日 17時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
綺世(プロフ) - みーさん» ありがとうございます!これからも、よろしくお願いします! (2019年1月18日 23時) (レス) id: fd5968f422 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 続き待ってるよ(^^) (2019年1月16日 7時) (レス) id: 24c83282b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:綺世 | 作成日時:2018年12月26日 23時