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白々しい嘘 ページ23

− 浦原 −


____ボクは藍染副隊長に斬りかかった


カランッ


五番隊の副官章が岩にあたり地面に落ちた


藍染「……これはまた、面白いお客様だ。……なんの御用ですか____

浦原隊長、握菱大鬼道長」


ボク達を見て、藍染副隊長は言った


市丸「あかんやん、見つかってもた」


五番隊の市丸サンと九番隊の東仙サン

あの二人もグルだったとは


東仙「斬ります」


藍染「いや、いいよ」


東仙「しかし……「要」っ!!」


藍染「僕は、“いい”と言ったよ」


藍染副隊長がそう言うと、東仙サンは慌てて膝を着いた


東仙「は……!僣上なもの言い、お許しください!」


今ので、東仙サンは藍染副隊長には逆らえない事が分かった


『助かりました……喜助さん』


その声と共にボクの隣にAサンが来た

右脇腹を押さえる左手の隙間から

真っ赤な鮮血が止めどなく流れている


浦原「Aサン!怪我を……」


『お気になさらずに』


そう言って彼女は笑って返す

大丈夫なわけないと思いながらも、それ以上は言うことは出来なかった

そして視線をひよ里サンに向ける


浦原「……」


虚化したその姿は、とても心苦しかった

そしてボクは、藍染副隊長に問う


浦原「藍染、副隊長」


藍染「はい」


浦原「____ここで何を?」


藍染「……何も。

ご覧の通り、偶然にも戦闘で負傷した魂魄消失案件始末特務部隊の方々を発見し、救助を試みていたところです」


白々しい嘘


浦原「何故、嘘をつくんスか?」


藍染「嘘?副隊長が隊長を助けようとすることに何問題が?」


ボクは思わず藍染副隊長を睨む

そして、声色を下げて言い放つ


浦原「違う、ひっかかってるのはそこじゃない。

戦闘で負傷した?

これが《負傷》?嘘言っちゃいけない。



____これは、《虚化》だ」


ボク達の間に、沈黙が流れる


藍染「……成程

やはり君は、思った通りの男だ」


ズンッ


禍々しい霊圧

そして、膨大だ



藍染「今夜、ここへ来てくれて良かった」


そう言うと藍染は


____Aサンの前にいた


そして、Aサンの項に手刀をかますと

Aサンを抱えた


藍染「退くよ、ギン、要」


浦原「!待……」


握菱「お避けくだされ浦原殿!!


破道の八十八!【飛竜撃賊震天雷炮】」


藍染「縛道の八十一、【断空】」


鉄裁サンの破道を

詠唱破棄した縛道で止めてしまった藍染

そして、破った縛道の先に

彼らの姿は既に無かった

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雪華 - お願いあるんだけど良いですかな?narutoのキャラ×るろうに剣心の雪代巴の恋愛短編集を作って貰いますかな?巴は木葉隠れの忍びを設定で。 (2019年1月25日 17時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
綺世(プロフ) - みーさん» ありがとうございます!これからも、よろしくお願いします! (2019年1月18日 23時) (レス) id: fd5968f422 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 続き待ってるよ(^^) (2019年1月16日 7時) (レス) id: 24c83282b9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:綺世 | 作成日時:2018年12月26日 23時

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